盛り上がらなかった過去の助っ人の活躍。
今年から日本球界にやって来たヤマイコ・ナバーロ。1ヶ月の出場停止処分が解け、ついに1軍デビューを果たした。
23日のオリックス戦で6番・二塁手として出場し3打数1安打2打点と結果を残した。入団前から素行が心配されていたが、そんなことは無用だったようだ。
写真:サムソンライオンズ時代のナバーロ
去年まで所属していた韓国・サムソンライオンズでは3番打者としてクリーンナップを打っていた実力者。自身が昨年9月に現地観戦をしたネクセンヒーローズ戦では本塁打を放った。
もちろん、今回の活躍で向こうでも大々的に取り上げられるはずだと思い、報道を調べてみたところ残念なことになっていた。
結果は報道しているのはわずかに指で数えるほどで、特に目立ったことは書いてはいない。
わずかに「日本での初戦で鮮烈デビュー」というものばかりだった。
韓国では彼の素行を心配する声が多かった。例えば、練習では平気で遅刻をしたり試合中でも送球や全力疾走を怠ったりする姿が数多く目撃されている。
シーズン終了後には残留交渉が進められていたが、年俸アップや態度改善を望めず退団となった。残念ながら現地ではあまりイメージは良くない。
彼の代わりにアーロム・バルディリスを獲得したサムソン。聞くところによればあまり成績を残せていないようだ。ナバーロが抜けた穴を埋められずに苦しんでいるのが現状だ。 その分、千葉ロッテはおいしい買い物をした。
新助っ人の活躍には素直に喜びたい。印象として2月の実弾騒ぎのおかげで少し丸くなったようにも思える。ケガの功名というものだ。
だが、まだ1試合目。まだ判断するのは早い。夏頃まではひとまず様子を見る。韓国では伊東監督の厳しい指導で彼の態度がどのように変わるのか注目されているのだ。
出典元:
http://m.sports.naver.com/wbaseball/news/read.nhn?oid=055&aid=0000401290