【新記録】中信兄弟の張志豪が開幕から22試合連続安打

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記録は常に破られる。

今年の台湾球界は記録ラッシュだ。林智勝(中信兄弟)が連続出塁記録を「83」に伸ばし、メジャーリーグにおいて打率4割を達成したテッド・ウィリアムスまであと「1」となった。

その一方で本日3日、台湾のリーグ歴代記録を塗り替える出来事が起こった。同じく中信兄弟に所属する張志豪が開幕から22試合連続安打の記録を樹立したのだ。

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写真:新記録を記録した張志豪

以前、当ブログでこの記録について書いたことがある。当時は張志豪をはじめ、計3選手が新記録に挑んでいた。だが、彼とチームメイトの 蔣智賢が22試合連続をかけて臨んだ試合で敬遠され物議を醸し出したのだ。対戦相手だった義大ライノスには非難の声が数多く寄せられた。

それから数日経った5月3日、またしても相手は義大だった。何かの巡り合わせなのだろうか。多くのファンが注目した張志豪は2番・中堅手として出場。第1打席は三振に倒れたが、続く打席は右翼へ安打を放った。

これで新記録達成。花束贈呈だけで終わるのか…と思いきや5回終了後、特別ゲストが現れた。これまでの記録を持っていたが鄭幸生が直々に祝福しに来た。彼は先日の蔣智賢のときにも登場したのだ。

今回の記録は台湾プロ野球が開幕した90年に生まれたもの。当時、三商タイガース(現在は消滅)の内野手としてプレーしていた鄭幸生が記録した。

球界の歴史に名を刻んだ張志豪は次のように話している。

「この前、チームメイトの蔣智賢が3四球で勝負を避けられたときにはどうなるかと思ったが、無事に達成できてよかった20以上の付き合いがある鄭幸生コーチをはじめ、支えてくれたみんなに感謝したい。今度は若い選手か記録を抜いてほしい」

各方面から喜びの声が挙がっているが、そこは割愛する。次は林智勝の連続出塁の世界記録更新といこうではないか。

彼らの活躍で2桁10得点で勝利した中信兄弟。ここまで18勝9敗2分で首位に立っている。自慢の打撃力で2位の義大とは4.5ゲーム差をつけ独走体勢になりつつある。

果たしてこのチームの勢いを止めるところはでてくるのか。

出典元:
http://sports.ltn.com.tw/news/breakingnews/1684613

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