【市場開拓】韓国プロ野球が海外向けの試合中継サービス開始

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本気度が増す戦略。

最近はプロの試合よりも市場拡大の話題が
増えている韓国球界。毎日のように新たな事業が発表されているのだ。中国から始まり、キューバや台湾、そして国内の環境整備など多岐にわたる。今回はインターネット上での試合動画の配信だ。

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写真:韓国プロ野球の試合を配信するオンデマンドコリア

サービスを提供するオンデマンドコリアは主に北・南米地域を中心にニュースをはじめ、ドラマや映画など韓国の番組を放送するホームページだ。韓国野球委員会(KBO)は5月から主に試合中継とハイライト映像、映像関連クリップなどを配信する。

これは35年の韓国プロ野球の歴史上、初めてのことで関係者からは「海外にアピールするチャンスだ」と大きな期待がされている。

実際にオンデマンドコリアのサイトを訪れてみた。アクセスすると言語の選択が表示される。書かれていたのは英語・簡体,繁体中国語など3言語だった。日本語はなく、私たちは利用できないようだ。
その代わり、日本ではYou tubeかNAVERにある「NAVER Media Player」のアプリケーションを利用することで試合を観ることができる。

中国と業務提携を結んだことで新たな市場開拓に成功しつつあるものの、韓国のコンテンツを買ってくれるのは台湾だけだというから世界的にみるとリーグの知名度は低い。
日本は基本的に春季キャンプや教育リーグ、国際大会のときでしか選手について知る機会がない。

韓国がそこまで躍起になるのは裏でリーグの財政が危機に陥っているのかもしれない。3月には代理人制度を確立させるのではという噂もあったことから実現を前に市場開拓をして利益を出すことが狙いだろう。

日本はパ・リーグTVが主導で台湾に日本プロ野球を売り込んでいる。それに同調してFOXスポーツ台湾では年間260試合以上の試合中継が決まった。以前は南米地域ににも売り込む話もあったが、今はどうなっているのだろうか。

最近、勢いが増している韓国。このままでは市場を先にとられてしまうかもしれない。我が国もうかうかしてはいられない。

出典元:
http://m.sports.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=382&aid=0000471917

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