【あの人はいま】負傷で2軍落ちしたバルディリス。厳しい状況は続く

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ピンチが続く優良助っ人。

当ブログでは日本球界を経験し、退団後の活躍の場をアジアに移している助っ人選手のその後を追っている。
お隣の国、韓国ではアレッサンドロ・マエストリ(元オリックス)がハンファイーグルスの救世主として活躍している一方で苦しんでいる助っ人もいる。

それは昨年まで横浜DeNAベイスターズに所属していたアーロム・バルディリス(現サムソン)だ。

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写真:バルディリス

昨年までチームの3番打者を務めていたヤマイコ・ナバーロ(千葉ロッテ)の代役として期待されていたバルディリスだったが、ここまで思うような成績を残せてはいない。
5月5日を最後に1軍登録を抹消されたという。その原因はアキレス腱を負傷したとのこと。

現在、23試合に出場して打率,217 本塁打1 打点13だ。2軍では試合に出ている情報もないため、静養中のようだ。

チームは彼の不調をはじめ、選手のケガなど不運が続いており順位は9位と決して本来の姿ではない。
バルディリスと共に入団した助っ人投手2人も結果を残せていないため、既に水面下ではスカウト陣が動いている話も出ている。

ナバーロを退団させた1週間後にバルディリス獲得を発表したサムソン。性格の悪さを懸念されていたナバーロとは違い、誠実さや真面目さが評価されての入団だった。
ましてや日本球界を経験して穴だった三塁も守れるとなればこれ以上の補強はない。

オープン戦から3番・三塁手としと起用されてきたがここでも結果が出ず、一時期は打順を下位に下げられそうになったこともある。追い詰められた状況で彼は二塁打を放ち、事なきを得ている。
それから約2ヶ月後、逆戻りしてしまったのだ。

球団側は投手2人を戦力外にする可能性を示唆したものの、バルディリスに関しては様子を見るという。
打撃だけなら数多くの候補がいるが、守備面を考慮すると今のところ、彼以上の選手を探すのは難しいようだ。

まずはケガを治すところからだ。今すぐの退団はなさそうだが、復帰して打てなければ状況は変わらない。
韓国でも「誠実王」と性格も評価されている助っ人にははこれからの巻き返しに期待がかかっているのだ。

出典元:
http://m.sports.naver.com/general/news/read.nhn?oid=076&aid=0002932262

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