監督も驚く若いエネルギー。
今季から古巣の韓国・KIAタイガースへの復帰を果たしたイム・チャンヨン。去る3月に入団が発表されて以降、試合に出場できない日々が続いている。
一体、いつになればあの躍動感ある姿を見ることができるのか。

写真:イム・チャンヨン
昨年に発覚した海外賭博の影響でシーズンの半分となる72試合の出場停止処分を受けている。
つまり、このまま予定通りに進めば6月下旬にはマウンドに立つことができる。
それまでは1軍はおろか、2軍でも投げることができない。ひたすら全体練習や自主トレをしているしか方法がないのだ。
ちなみに現在の背番号は「037」で日本でいえば育成選手の身。本来ならば3桁の番号でも2軍の試合には出ることができるが、彼の場合は関係ない。
では、今の状態やこれからはどうなるのか。
多くのファンが思ってることを現地メディアは1軍のキム・キデ監督に聞いた。
今のイム・チャンヨンについて彼は次のように語っている。
「現在は試合には出られないが、練習する姿を見ているとまるで20代から30代の選手のようだ。まったく年齢を感じさせない」
今年で40歳のシーズンを迎えた。ヤクルト時代のような160キロを投げることはできないが、昨年は33セーブを挙げてタイトルを獲得した。まだまだ老け込む年齢でもなければ実力も衰えてはいない。
一時期は引退も考えた男は野球ができる喜びを感じて年俸をすべて寄付した。我々からすれば生活できないのではと思ってしまうが、彼にとってはそんなことはリスクでも何でもないのだ。
同時にキム監督は7月16日に開催されるオールスター戦前後での1軍登板を示唆した。
元々、勝負となる後半戦でのフル回転を期待して受け入れたのだからもちろん、貴重な戦力として考えているはずだ。
まだ処分がとけるまでは時間があるが、イム・チャンヨンが再度、最終回を締める姿を観れる日はそう遠くないだろう。
出典元:
http://m.sports.naver.com/general/news/read.nhn?oid=109&aid=0003319994