いざ、11月の決戦へ。
14年11月に初開催となった21U野球ワールドカップは台湾が日本を決勝戦で破り優勝した。
当時の先発投手は西武入団が決まっていた郭俊麟だった。
それから2年経った今年、名前を「U23野球ワールドカップ」と変えて第2回大会がメキシコで行われる。
写真:当時、販売されていた大会記念Tシャツ
既に台湾代表は連覇に向けて準備を始めている。まずはチーム力を計るために6月には巨人3軍と交流戦をする予定だ。
それから7月にはアメリカの大学チームと壮行試合とオランダハーレム野球大会が控えている。つまり、国際試合を通じて本番を迎えようとしているのだ。
選手達をまとめるのは郭李建夫(元阪神)だ。彼は前回大会はもちろんのこと、昨年のウインターリーグでも優勝を飾ったことで続投となった。
今の台湾はプロ代表は郭泰源、アマチュア代表は郭李と日本球界経験者がそれぞれ務めている。
大会に出場する30人の候補も発表された。内訳は投手13人、捕手3人、内野手8人、外野手6人。ちなみにプロ所属者はいないようだ。
自身は2人の投手に注目している。
1人目は呂彦青(台湾體大)。プレミア12では宋家豪(楽天)と共にアマチュアから選ばれた左腕だ。最速147キロの直球とスライダー・カーブ・チェンジアップを駆使する。このチームのエースだ。
2人目は廖任磊(開南大)。身長2メートル1センチ 体重120キロの巨体から投げ込まれる直球は最速154キロにも達する。持ち球はスライダー・カーブ・チェンジアップ・フォークだ。ウインターリーグにも出場し、主に抑えで活躍した。
ちなみに野手は主将を務める楊岱均(国立體大)や映画「KANO」の主役だった曹佑寧(輔仁大)など常連が揃っている。
昨年のウインターリーグではNPB選抜をはじめ、各国のプロチームを数々と破った彼らは新たな高みを目指してスタートを切った。
日本の選手達もうかうかしてはいられない。
出典元:
http://sports.ettoday.net/news/703599