チームの期待も大きい助っ人復帰へ。
今季から韓国・サムソンライオンズに活躍の場移したアーロム・バルディリス(元横浜DeNA)。
現在はアキレス腱の負傷により2軍にいる。
5月5日を最後に登録を抹消された後、静養していたようだ。今月はほぼ下にいたが、ここにきてよいニュースが入ってきた。

写真:バルディリス
2軍の試合に出場し、1軍復帰が間近だというのだ。ここまで3試合に出て打率.500 本塁打1 打点2の成績を残している。
去る26日には2番・指名打者として本塁打を打ち、28日には三塁守備もこなした。
登録抹消後、現地メディアは彼の今後を心配していた。オープン戦から通じて結果が出ておらず、このまま戦力外なのではないか、と言われていたのだ。
共に入団した助っ人投手2人も調子が悪く、選手入れ替えの可能性があった。結果、バルディリスは守備面も考慮され残ったが、チームは新しい投手を獲得している。
1軍に戻る日が早まる理由の1つとして打線の攻撃力低下を危惧されているからだ。
イ・スンヨプは昨日28日試合で2本の本塁打を放つなど好調を維持しているが、他選手の負傷が多い。
元々、中軸を担っていたパク・ソクミン(現NC)とヤマイコ・ナバーロ(現千葉ロッテ)が抜けたことで弱体化したと言われてきた。
全選手で補うとは言うものの、彼らがケガに泣かされている。
同じく苦しんでいたバルディリスだが、チームを率いるリュ・ジュンイル監督は彼の状態を次のように語っている。
「2軍のコーチ陣からの報告によればアキレス腱のケガが癒えたことで本来の打撃が戻ってきたそうだ。期待している本塁打は1本だけだが、スイングスピードが速くなり、確実に球を捉えられるようになった」
また、リュ監督は1軍復帰後の一塁起用を示唆した。日本でも守ったことがあるポジション。一塁ならば打撃に集中することができるため、チームとしても期待できるのではないか。
まだ、正式な登録日は決まってはいないもののまたバルディリスが躍動する姿を見られる日はすぐそこに迫っている。
出典元:
http://m.sports.naver.com/general/news/read.nhn?oid=109&aid=0003327551