【新展開】台湾の社会人チーム・TOPCOファルコンズが関西独立リーグ入りへ

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路線変更でファンの夢遠のく!?

前期優勝目前の台湾・中信兄弟は本日8日から試合がある。今も天気が心配ではあるものの、なんとか昨日の義大対統一は開催された。問題は今後の行方だ。

一段落つきそうなプロ野球。ファンが長年、待ち焦がれていることがある。それは第5の球団の誕生だ。以前から球界参入を目指している社会人チームが近々、来日することになった。それこそTOPCOファルコンズ(崇越隼鷹)だ。

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写真:TOPCOファルコンズのロゴ
(出典:自由體育 http://sports.ltn.com.tw/m/news/paper/849088)

ファルコンズは台湾の社会人チームの強豪。昨年からプロ野球参入に本腰を入れており、愛媛マンダリンパイレーツや徳島インディゴソックスなど日本の独立リーグとも試合をしている。

今回は6月17日から日本遠征をする。対戦するのは愛媛や徳島、関西ベースボールファーストリーグ選抜だ。特に張泰山や陽建福が所属する2チームとの試合に注目が集まっている。

台湾では社会人の春季リーグ優勝を果たし、そのまま勢いに乗って日本にやってくる。ファルコンズは46人所属しており、試合経験を積むため2チームに分けた。片方は中国との交流戦に臨む。

国際試合に積極的なファルコンズ。以前からプロ球界参入を目指してはいるものの、具体的にいつ動くのかを明確にはしていない。そんな中、関西ベースボールファーストリーグから加入のオファーが来ている。

関係者の話では加入に前向きな態度を示しており、可能であれば来年から第5の球団として関西に加入するという。

もし、実現した場合はプロ球界ファンが待ち焦がれている球団増設の夢が遠のくことになる。
それでも自身の友人はファルコンズは台湾で唯一、引退後にも就労できるところのため、アマチュアのままのほうがよいのではと言っていた。

日本とは違い、台湾のプロアマ関係は極悪のようだ。以前、Lamigoモンキーズを戦力外になった許銘傑(元西武など)のアマチュア入りが決まったが、発表された翌日に中信兄弟が獲得したというニュースがあった。結局、彼はプロ復帰を果たしたものの、後味が悪い移籍となってしまった。

ファルコンズがこのまま関西入りするのならこちらとしては大歓迎だ。プロ参入には高いハードルがあるため、先に日本で経験を積んでから改めて台湾球界入りを目指す模様だ。

一方のプロはいつになれば球団が増えるのだろうか。

出典元:
http://sports.ettoday.net/news/712650

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