日本野球情報の発信地はここにある。
台湾取材4日目。前日に引き続きLamigoモンキーズの試合を見に行った。この日もあいにくの雨でもダブルヘッダーが組まれた。自身は第2試合から参戦。この試合ではチアリーダー特集の準備のため、彼女らの写真ばかりを撮っていた。
この日の試合を飛ばして本日の出来事について書きたい。今回、お世話になっている友人は台湾メディア関係者でありながら日本プロ野球の専門家だ。彼は毎週月曜日に台湾のファン向けの番組をつくっている。この番組の生放送の様子を見学した。
番組の名前は「野球嘴砲塾(野球口しゃべり塾)」。毎週月曜日の夜8時(日本時間夜9時)からYou tubeで生放送をしている。話題は大きく分けると3つある。1週間のペナントレースの振り返りや台湾人選手の活躍、その他ニュースだ。
約2時間のこの番組は前半はセ・リーグ、後半はパ・リーグとニュースの話題で構成されている。イメージとしてはニコニコ動画のような形。強みはリアルタイムでファンの質問にも答えてくれることにある。
MCを務める2人は日本語も話すことができるため、たとえ日本のファンが視聴して質問をしても問題なく答えてくれるだろう。1人はなぜか関西弁も話す。本人によるともし、日本人が観てくれるのなら字幕をつけてもよいと意気揚々に言っていた。
元々はFacebook内で台湾のファン向けに日本球界の情報を発信している「野球News」が運営している。もちろん、中国語で書いてはあるものの、ときにはまだ日本で発表されていないことも先に公開することもある。なかなか現地でもNPBを特集しているメディアが少ないため、この媒体が台湾最大級といえるだろう。
昨年亡くなった大豊泰昭氏の生前最後のインタビューはこのメディアだったという。
今回、この記事を書くにあたってMCを務めるお二人からメッセージを頂いた。
雷明正編集長(写真左)
「これから台湾と日本の野球交流がより盛んになるように頑張りますのでぜひ、番組を観てください」
周昆逸記者(写真右)
「台湾でもっと日本プロ野球のファンを増やすために頑張りたいと思います。」
以下はFacebookページとYou tubeのページだ。ちなみに番組視聴は無料だ。ぜひ、お時間があればアクセスしてみてほしい。
Facebookページ
https://m.facebook.com/yakyunews.tw/
YOU tube内の番組(6月13日放送分)