【現地調査】台湾野球のチアガール。試合を盛り上げる大きな華

NO IMAGE

カメラ目線も慣れているプロ集団。

気がつけば既に台湾から帰国して1週間が経っていた。そろそろニュースをお伝えする通常営業に戻らなければならない。今回は台湾球界自慢のチアリーダーを紹介する。
今回、実際に見たの統一ライオンズの「Uni Girls」や中信兄弟の「Passion Sisters」そしてLamigoモンキーズの「LamiGirls」の3チームだ。

image

image

image

日本とは違い、応援の中心が内野席である台湾。場所によっては大きなステージが用意されておりその上にいる。応援団長が指揮を執り、チアリーダー達が曲に合わせてダンスするという形式だ。彼女達はいつも踊っているかのように思われるが決してそうではない。攻撃時はもちろん、守備時でも少しだけ応援をする。

守備のときはアウトをとったときだ。いくらプロとはいえ、体力的に続かなくなってしまう。そのため試合を見ながら出番を待っている状態だ。

image

待っているときは観客と同じく席に座ってのんびりとしている。上の席で観戦すると姿が見えなくなってしまうためどこに行ったのか探してしまうときもある。

image

逆に攻撃時はプロの本領発揮だ。選手ごとに応援歌があり、曲にあわせてそれぞれ踊るのだ。たとえ打者がアウトになっても休む暇もなく次打者の曲に移り変わる。ファンからすれば退屈な試合展開でもこの応援があるため飽きずに観ることができるのだ。

image

image

image

image

台湾の現地記者も推薦するように「LamiGirls」の演出は派手で1番の盛り上がりがある。一昨年の21Uワールドカップの時には「本当にすごい応援を見たいならLamigoの試合をみてほしい」と言っていたほどだ。

image

image

image

取材4日目は予定を変更して2日連続で桃園国際球場に行った。友人のおかげでチアリーダーが目の前にいる席で彼女らを観ることができた。試合自体は前日にゆっくり見ていたためこの日は写真ばかりを撮っていた。
さすがに中盤くらいになるとチアリーダーは一旦、休憩の時間に入る。その間は応援団長やスタッフのちびっこダンサーが引き継ぐことになる。さすが何回もステージに立っているだけあって場馴れしている印象だ。
しかし、周りはダンスに盛り上がっていても写真の素材にはならないようでカメラを持つファンはちびっこに目もくれていなかった。

image

image

その一方でチアリーダーが戻ってくるとこの変貌ぶりだ。前に陣取る人たちは撮ることが目的。彼女らもカメラ目線に慣れているためこちらとすれば嬉しい限りだ。

image

image

肝心の試合を見ているかとどうか心配になるが、飽きずに試合を楽しむことができるのが台湾のスタイルだ。これも盛大な応援とチアリーダーのおかげだ。もし、初めて台湾野球をみるなら「LamiGirls」がいる桃園国際球場に行くことをオススメしたい。

image

image

image

image

アジア野球カテゴリの最新記事