【交流戦】日台巨人対決は1勝1敗。23日からはU23と4試合

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勝利するも苦戦の日々。

6月20日から巨人3軍は台湾遠征を行っている。昨日22日までの2日間は文化大学との交流試合を実施。第1戦は4対5で文化大学が、第2戦は5対2で巨人3軍が勝利した。
今回の対戦相手だった文化大学は別名「美孚巨人」と呼ばれており、日台巨人対決としてファンの注目を集めていた。

 

映像:台湾メディアの取材を受ける川相昌弘監督
(出典:You tube https://www.youtube.com/watch?v=2nlEsX0ohwg) 

この2戦を振り返ると巨人打線は初見の投手に苦戦していた。第1戦は先発・楊志龍に対して4回まで無安打5奪三振に抑えられていた。やっと6回に青山誠の三塁打で好機をつくり、相手の失策で得点したが、既にチームは5失点していた。
最終回に3点を取って1点差に迫るも追いつくことができずに敗戦となった。

対戦した川相監督は文化大学の先発・楊志龍のことを球速はないが、球質がとてもよいと評価していた。 選手達には台湾の灼熱の天気に負けずにファンに魅せるプレーをしてほしいと奮起を促した。

翌日の第2戦では先発・林安可に対し、4回2安打8奪三振と手も足も出なかった。 チームは2,3回に1点ずつ失うも6回に1点を返して反撃を開始。後半の7回には北之園隆生と川相拓也が四球などで二・三塁とすると高橋洸の安打で同点に追いつく。その後は和田恋の適時二塁打で勝ち越しに成功し、そのまま逃げ切って勝利した。

試合後、巨人の久保博社長は先発・林安可を訪問し、情報などを集めていた、もしかすると助っ人選手として獲得するのだろうか。いくら3軍とはいえ、大学生チームに対し苦戦するのはいかがなものか。しかし、こちらとすれば発展途上の彼らが異国の地で奮闘する姿に惹かれる。

日台巨人対決を1勝1敗で終えた後は台中に移動し、郭李建夫(元阪神)率いる台湾U23代表と4回対戦する。選手の構成は14年の21Uワールドカップで活躍したメンバーがほとんどだ。日本は決勝戦で郭俊麟(現西武)に抑えられ優勝を逃している。切り込み隊長は映画「KANO」で主役を演じた曹佑寧が務め、主将は来るドラフトで注目選手の1人とされている楊岱均だ。彼らはワールドカップはもちろん、昨年のウインターリーグでもNPB選抜に勝利するなど力がある。これは面白い勝負が見られそうだ。

巨人の3番打者を務める和田はU23との対戦に闘志を燃やしており、次のように話している。

「昨年のウインターリーグで負けた相手とまたこうして対戦できるのはよいことだ。彼らはチーム力もパワーも強い 。自分は勝利のために全力を尽くしたい」

場所は巨人が68年にキャンプを行った台中球場だ。これも何かの縁だろう。

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出典元:
http://sports.ettoday.net/news/721477

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