野球人を支える品揃え。
先日まで韓国・釜山に行っていた。ソフトバンク三軍の試合レポートが目的だったものの、街中を歩きながらネタを探していた。
三軍の全3試合が終了した翌日は地元・ロッテジャイアンツの本拠地であるサジク球場を訪れた。
到着する直前に野球用品店を見つけたため、突撃取材をしてみた。
この店は球場から徒歩約1分の場所にある。入り口のドアにはイ・スンヨプ(サムソン)のポスターが貼られていた。
店内にはグラブやバット、スパイクなど日本でもよく見かける品々が置かれていた。ブランドはミズノはもちろん、ZETTやasicsなど馴染み深い。
見た限りでは店員は3名。検品やグラブの手入れ、スパイク磨きなど1つ1つの作業が丁寧だ。
作業をしながらもさすがは野球の店。試合を見ることも忘れない。ちょうどテレビで大学野球が放送されていたこともあり、配球や打撃論理を語り合いながら和気あいあいとしていた。
店長に話を聞くと20年ほど経営しているという。時には日本語で書かれた商品も販売しているそうだ。
また、店長は自身にある商品を紹介してくれた。それがこれだ。
重さがあるボール。聞くところによればこれが韓国の選手の間で人気のあるトレーニング用品だそうだ。他にも器具もあるそうだが、このボールが1番よいという。
実際にお客さんがいれば話を聞きたかったが、残念ながらそのときはいなかった。偶然、見かけた店だったが、道具の質は日本も韓国もあまり変わらないようだ。