【韓国報道】ホームランダービーで優勝した大谷翔平を怪物・天才少年と表現。隣国でも注目の的

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1つ1つの行動を注目視するライバル。

日本球界では本日15日から2日間はオールスターゲームだ。ヤフオクドームで行われた第1戦は全セが坂本勇人(巨人)や筒香嘉智(横浜DeNA)やの本塁打などで5対4で勝利した。

試合前には恒例のホームランダービーを開催。出場選手は筒香ほか、山田哲人(ヤクルト)や柳田悠岐(ソフトバンク)など各リーグを代表する長距離砲が集結した。結果は多くのファンがご存じの通り、初出場の大谷翔平(日本ハム)が優勝し、バットでも魅了した。

既に彼の知名度は昨年のプレミア12のおかげもあってか世界中で高まっている。アメリカでは彼のメジャー挑戦を1日でも早く実現してほしいと思っていることだろう。また、お隣の韓国では以前から大谷のことを異常に意識しており、いつもその行動を追っている。

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写真;大谷翔平

韓国国内最大の検索サイト「NAVER」で「お(お)た」と韓国語で入力するだけで大谷翔平の名前が表示される。それだけ韓国のファンは関心を持っているという証だ。先日、自身が釜山を訪れた際には李大浩(マリナーズ)のおかげもあってかソフトバンクホークスを知っているファンと数多く出会った。それでは他球団もことも含めて日本プロ野球全体についても広く認知されているのではないかと思ってしまうが、実はそうではない。

「NAVER」のスポーツカテゴリーを見てみると野球はある。その中身を見てみると「野球(韓国国内)」と「海外野球」に2つの項目がある。もちろん、日本のことを知るためには海外を調べるが、いざページを開いてみると書いてある内容はほぼ韓国人メジャーリーガーのことばかりだ。日本プロ野球についてのニュースはほぼない。その代わり、際立っているのは大谷に関することなのだ。いわば、日本=大谷という認識をしていると言ってもおかしくないのではないか。

彼が日本ハム入団当初から注目されており、春季キャンプで韓国チームとの試合で先発しようものなら大々的に取り上げられることもある。シーズンに入ってからも163キロや先頭打者本塁打を記録した際にも「化け物」と表現しながらもその実力に驚愕している内容が多い。

そして今回のオールスター出場についても多くのファンが知っている。投手ではなく、野手としての登場が決まったときには次のように報道された。

「たとえ、投手として出場できなくても多くのファンのために野手として出場する。工藤公康監督も大谷を起用すると明言したことから球宴で彼の姿を観ることができる。際立つのはOPS(出塁率と長打率を合わせた数値)が1.075に達していることだ。これが1.0を越えれば最高級の打者として認定される」

この数字を提示したということは大谷に本塁打を期待しているように思える。本日の第1戦では惜しくも花火を打ち上げることはできなかったが、ホームランダービーでは輝いた。優勝が決まったわずか数十分後には既に韓国でもこのことを報道していた。

「天才少年、大谷が他球団の野手とホームラン競争をして見事に勝利した。今年も投手と野手を兼任している彼はニックネームにちなみ二刀流を実践している」

怪物の次は天才少年と表現してきた。プレミア12で対戦した2試合で韓国打線は手も足も出なかった状態だった。その分、ファンにとっては強烈な印象を残したに違いない。今のところ(15日22時30分現在)はホームランダービーの結果しか報じていないが、続く第2戦で大活躍しようものなら次はどのような表現で大谷を褒め称えるのか。それが楽しみだ。

出典元;
http://m.sports.naver.com/general/news/read.nhn?oid=311&aid=0000629525

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