イベントを締めくくる大物が登場。
現在、台湾・統一ライオンズでは西武ライオンズとの交流の一環としてコラボグッズの販売を行っている。特に7月は強調月間として本拠地の台南市立球場やその周辺を両球団のチームカラーであるオレンジと青で装飾されている。また、去る9日には特別ゲストとして秋山幸二がやってきた。その日の試合はあいにくの雨で中止になったものの、選手達に熱血指導をしていた。
そして、30、31日の両日は台南で行う最後の西武ライオンズデーだ。その最後を締めくくるべく、日本から1人の大物が台湾に帰ってくる。
映像:14年21Uワールドカップ時に郭俊麟と談笑する渡辺久信
(出典:You tube https://www.youtube.com/watch?v=3rzTLW2Mygw)
そう、ナベQこと、渡辺久信だ。彼は99年から3年間、台湾でプレーした経験もあることから現地のファンにも馴染みのある人物だ。昨年のプレミア12のとき、桃園国際球場でその姿を見かけた。現地のファンから日本語で「ワタナベさん!」と声をかけられていたことが記憶に新しい。
今回は久々に台湾の球場に帰ってくることになった。統一の監督を務めている郭泰源の依頼だろう。渡辺が台湾球界に移籍したとき、便宜を図ったのが郭泰源本人だった。その時と状況が似ているような気がする。
統一は今年5月まで西口文也を臨時コーチとして迎え入れていた。当初は4月下旬までの予定だったが、投手陣の崩壊が原因により台湾滞在期間が延長となっていた。帰国直前にはねぎらいも兼ねてファンとの写真撮影会が開催された。海外出身者のコーチに対してこのようなことをするのはとても珍しいことだ。
このように以前から西武OBを招き続けてきた。しかし、両チームはアジアシリーズで対戦はしたことはあるものの、ファンの目に見えるような交流はしてこなかった。そのため、7月から行われているイベントは史上初となる。31日の最終日に登場する渡辺はその日の始球式やファンミーティングを行う。
残念ながら統一のファンクラブ入会者30人限定となるが、争奪戦となるのは間違いない。
試合中には西武のタオル、旗応援の実施やジェット風船も飛ばすことになっている。台湾での西武デーは大盛り上がりで終わりそうだ。
出典元:
http://www.setn.com/News.aspx?NewsID=166030http%3A%2F%2Fwww.setn.com%2FNews.aspx%3FNewsID%3D166030