いきなり大一番へ。
先日、オールスター開催の数時間前に西武退団が発表されたアンディ・バンヘッケン。彼は今、昨年まで在籍していた韓国・ネクセンヒーローズに戻った。
日本では10試合に登板して0勝4敗 防御率6.31と不甲斐ない成績を残したが、14年に20勝を挙げた栄光の場所で再起を図る。

写真:ネクセンに復帰したバンヘッケン
(出典:chimi03野球選手情報 http://soya03.com/2016/02/24/%E3%80%90%E8%A5%BF%E6%AD%A6%E3%80%91%E6%96%B0%E5%A4%96%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%98%E3%83%83%E3%82%B1%E3%83%B3%E6%8A%95%E6%89%8B%E3%80%81%E5%AE%B6%E6%97%8F%E3%80%81%E9%9F%93%E5%9B%BD/)
バンヘッケンは去る22日にネクセン復帰が決まっていた。これまでは調整を行っており、本日(28日)は久々にチームの先発マウンドに立つ。
対戦相手は昨年の韓国シリーズを制したトゥサンベアーズ。現在も首位を走っている。また、先発投手は韓国6年目のシーズンを迎えたダスティン・ニッパートだ。今季は既に13勝しており、5度目となる2桁勝利を達成した。助っ人でありながらチームのエースだ。ちなみに余談だが、彼は韓国人女性と結婚している。
今回の両者による対決が注目されている理由はエース同士だからだ。ネクセンを率いるヨム・ギョンヨプ監督はバンヘッケンに対して次のような期待をかけている。
「我々にはエースの存在が必要だった。先日、外国人の入れ替えをしたこともあるが、バンヘッケンは実績十分の選手だ。西武退団が発表された後、ためらうことなく彼を獲得した。今後によっては来季も投手陣の中心を担ってもらう」
今年はチームの4番打者だったパク・ビョンホ(現ツインズ)が抜けたことにより戦力低下が心配されたが、チームはここまで3位と上位をキープしている。
後半戦に入り、プレーオフ争いがし烈になる中でのバンヘッケンの復帰はありがたいことなのだ。
日本で味わった悔しさを胸に秘めて彼はトゥサンのエースに挑む。新球場のコチョクスカイドームで気分一新し、チームを勝利に導く。
出典元:
http://m.sports.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=472&aid=0000006830