【事件】韓国プロ野球で審判の賭博発覚。迷走続きの日々

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もう球界のオワリ。

7月から選手の不祥事が続く韓国プロ野球は、事実調査に追われながらも試合は平常通りに行われている。
ファンも心を痛めているとは思うが、それでも本当の野球好きは球場に足を運ぶ。

そんな中、1日でも早い信頼回復を目指していた球界に新たな問題が浮かび上がった。なんと、審判が賭博に関わっていたというのだ。

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最近発覚した問題といえば、八百長だ。現在、兵役従事で軍隊チームに所属するムン・ウラム(ネクセン)と昨年のプレミア12で代表入りしたイ・テヤン(NC)の2人の関与が明らかになった。
これはブローカーから依頼された「1イニング1四球」の条件を遂行し、現金や金品を受け取っていたというものだ。

今回は審判が球団から金銭を受け取っていたという。しかし、関与した人は既に職を退いているため、本人ほか現役審判達も面談・取り調べを受けた。

一部の報道によると問題になっている元審判は以前から常習犯だった。また、既にこの話は選手達の間で噂になっており知っていた人もいるのではないかとされている。
当人は事が大きくなる前に引退した。

昨年6月にある出来事があった。ハンファイーグルス対ネクセンヒーローズの試合前、ダグアウトに見慣れない2人の男性が入ってきた。
普段ならばファンは立ち入り禁止になっているが、彼らは選手達と写真撮影を楽しんでいたという。その現場に元審判の姿が確認されている。
この場合、審判からの要請であれば選手達は拒否しないことが多いという。

韓国の法律には我々にとって不可解な部分がある。それは「海外で賭博行為をしてはいけない」というものだ。たとえ、それが滞在中の国が合法としているパチンコやカジノでも不適切な行為になるそうだ。

今回の件は韓国国内での話だが、プロスポーツに関わる人間が決してはしてはならない行為だ。なぜなら同時に八百長も疑われるからだ。

これからは検察や関係者がより深い取り調べを行う。昨年から続く賭博や八百長。次々と発覚する問題によって球界が急速に破滅へ向かっている。

出典元:
http://m.star.mt.co.kr/view.html?&gnb=news&no=2016080703131560868

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