一軍の救世主へ
過去、日本球界を経験した助っ人選手は年月が経ち、現役の者もいれば引退してコーチになっている者もいる。
韓国・ロッテジャイアンツには2人の元助っ人がコーチとして在籍している。フリオ・フランコ(元石川監督)とクリス・オクスプリング(元阪神)だ。
写真:ブルペンを見つめるフランコ(上)とマウンドを整えるオクスプリング(下・オレンジ)
自身は7月にソフトバンク三軍とロッテジャイアンツ二軍による交流戦を観に行った。試合前、2人は主にブルペンにいた投手陣の状態をチェック。試合後にはフランコは一軍の4番打者であるチェ・ジュンソクに対して打撃指導を行っていた。
フランコは過去、サムソンライオンズにオクスプリングはロッテとKTウィズに在籍したこともあり韓国球界の雰囲気には既に慣れている。主に英語で指導しているが、言葉は違えど選手達は熱心に耳を傾けていた。
そんな2人がいる二軍はハツラツとしているのに対し、一軍の調子が悪くチーム順位は8位だ。全10球団で行われている韓国では5位までがポストシーズンに進出できる。しかし、現時点ではロッテジャイアンツが上位になるのは厳しい状態にある。負け越し11、ビジター11連敗という泥沼なのだ。
この状態を変えるため、球団はフランコとオクスプリングを一軍コーチに配置転換することを決めた。果たして、効果が出るのか。
18日に行われたKIAタイガース戦には勝利したが、あくまでも本拠地での勝利だ。まずはビジターの連敗を止めることが先だろう。
出典元:
http://m.sports.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=396&aid=0000403067