Xデーは秋頃。
来年3月に行われる第4回WBC。昨日26日に予選から決勝戦までの全日程が発表された。日本は東京ドームでのファーストラウンドを勝ち抜けばそのまま同場所に残り、セカンドラウンドに臨む。対戦相手にはキューバをはじめとする強豪国が揃うが、突破してくれると信じている。
その一方で別グループに属する韓国。日本同様、アジアラウンドのホスト国として簡単に負ける訳にはいかない。13年の前回大会では初戦のオランダ戦で完封負けを喫してから1次ラウンドで早々に姿を消した悔しさもあるため、リベンジの炎は燃えたぎっていることだろう。
日本には「侍ジャパン」という代表専門組織があるが、韓国にはそれがない。そのため、大会ごとに監督を人選しなければならない。以前の国際大会では「韓国シリーズ優勝チームの監督」が指揮を執る規定があった。しかし、昨年のプレミア12では現職の監督達から猛反対の声が挙がり、結果的には韓国野球委員会(KBO)で技術委員長を務めているキム・インシク氏が率いることになった。
最高の結果で終わったプレミア12の余韻に浸る暇もあまりなく、次はWBCに向けて動き出さなければならなかった。KBOはキム・インシク氏を中心に「WBC準備委員会」を組織して前回大会のリベンジを誓った。
現在は最初の難関である監督人選に力を注いでいる。
既に発表されていた情報によると8月下旬から9月初めまでには監督が決まるとされていた。ちょうどその時期となったが未だにどうするのかが不明だ。
KBOのヤン・ヘヨン事務総長は人選についてメディアからインタビューを受けたという。その際、次のように答えている。
「まだ誰にお願いするかはまだ未定だ。今のところ数多くの候補者がいる。プレミア12では反対の声も聞かれたが、現職の監督もその中に入っている」
ファンからは06年、09年と2大会連続で指揮を執ったキム監督の続投を望む声が多いが、当の本人は70歳間近で体力面の心配がある。「国民監督」と呼ばれているほど信頼も厚いため第1候補になっている。今回の人選は制限を設けないこともあって誰がなるのか予想は難しい。
監督選びが終わったとして次は選手選出だ。韓国人メジャーリーガーの負傷者が多い今、頼れるのはオ・スンファン(カージナルス)だ。彼は海外賭博の影響でKBOから72試合の停止処分を受けている。これは韓国リーグでプレーするときに適用されるものだが一部のファンからは悪いイメージがあるため、選ぶべきではないとの声もある。
実際、代表では処分を受けている選手を選んではいけないという規定はない。後は彼を選出して本人と話し合いをすれば抑えとして活躍することができる。同じくヤン事務総長は「技術的なことも含めて、プレーヤー選出も色々検討中だ」と言っている。
1日でも早く監督も選手も決まってほしい。そうすれば当ブログで紹介する。
出典元:
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2016/08/26/0200000000AKR20160826062600007.HTML?input=1195m