【U18アジア選手権】宿命の日韓戦が決着。韓国は大会連覇ならず

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夢、破れる。

台湾・台中で開催中のU18アジア選手権。昨日3日は宿命の日韓戦を迎えた。日本は先発・高橋昴也(花咲徳栄)の好投などで3対1と勝利。これで5戦全勝で決勝進出となった。

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写真:U18アジア選手権の日程表

一方で敗れた韓国は中国との3位決定戦に臨む。前回大会では優勝したが、ここで連覇の夢は儚くも散った。

試合後の韓国報道では、どこの媒体も「最初はよかった」と伝えている。なぜなら先制したのは韓国だったからだ。しかも打ったのはイ・ジョンボム(元中日)の息子、イ・ジョンフで現地の高校野球界でも注目されていた選手だ。

3回までは流れがあった韓国だったが、先発のキム・ミンは4回に失策や暴投などでピンチを迎えた後、入江大生(作新学院)に適時打を打たれて3失点となった。

その後はチームとも得点はなく、そのまま試合終了。韓国が悔やんでいるのは8回2死一・三塁の場面をモノにできなかったことだ。
高橋をあと一歩のところまで追い詰めたが、ここで投手を堀瑞輝(広島新庄)にスイッチ。見事、火消しに成功した。小枝守監督の名采配だった。

前日の台湾戦では9回2死から同点に追いついたものの、延長の末に敗れた韓国。その後遺症は治っていなかったようだ。痛い敗戦を経験した後はチーム全体の士気にも影響する。
決して言い訳にはならないが、ファンからすればこれまで4試合無失点だった日本投手陣から取った1点の価値は大きい。

次に対戦する中国は国内ではまだマイナースポーツとはいえ、アメリカや韓国の力を借りて少しずつ力をつけている。
韓国が負けるとは考えにくいが、何があるかわからないのが野球だ。決勝戦のような好試合を期待したい。

出典元:
http://m.sports.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=079&aid=0002869825

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