【興味津々】義大ライノスに明るい未来。新監督には郭源治!?

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U18で健闘、プロは新たな動き。

台湾・台中で行われていたU18アジア選手権は日本が1対0で台湾に勝利し、5度目の栄冠を勝ち取った。
得点69、失点1と盤石の投手陣を中心に圧倒的な強さを見せつけた。

一方でわずか1安打に抑えられた台湾も予選から数えて2回目となる日本との対戦に満足げだった。
盛大な地元の応援を受けて決勝戦らしい好試合を演じた。

大盛況で終わった今大会。その裏で台湾プロ野球に嬉しいニュースが飛び込んできた。

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写真:義大ライノスのユニフォーム

6月に身売りを発表した義大ライノスに買い手がついたのだ。それは以前から球団と接触していた「富邦金控」で来年から義大に代わって新球団を運営することになる。

今回、名乗りをあげた「富邦金控」は台湾内で7年連続顧客満足度No.1(※企業の紹介ページより)の金融会社。よく現地に行くとATMが至るところにある。
去る7月頃に球団経営に興味を示し、義大と話し合いを開始していた。

これまで注目されていたのは譲渡金の金額だ。以前、中信グループが兄弟エレファンツを買収した際には4億台湾ドルを支払ったという。この過去の例に則って、同額を条件としていたが3億台湾ドルほどに抑えるようだ。

現在は細かい契約等々など最終段階に入っており、9月中には正式に球団譲渡が発表される。

ちなみに新球団名は「富邦ライノス」か「富邦勇士」になる見込みだという。また、気が早いとは思うが新監督候補も既にいる。その人物とは日本でもおなじみの郭源治(元中日)だ。

彼はこれまでブロの監督経験はないが、ウインターリーグで指揮を執ったことがある。現役時代は中日での活躍はもちろんのこと短期間だが、台湾球界でも投げた。引退後は連盟の最高顧問を務めるなど年数が経っても人気者だ。

富邦側も「新球団の監督として申し分ない」と推している。もし、本当に実現すれば台湾に新たな風が吹く。とても楽しみだ。

出典元:
http://sports.ettoday.net/news/769151?from=fb_et_baseball

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