【勇姿】迫る、台湾のレジェンド・陳金鋒の引退試合

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レジェンドは華やかに。

現在、台湾プロ野球ではあるビックイベントが控えている。それはLamigoモンキーズに所属する陳金鋒(チェン・ジンフォン)の引退試合だ。
予定では9月18日、チームの本拠地である桃園国際球場で執り行われる。

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写真:16年6月11日の統一ライオンズ戦で打席に立つ陳金鋒

今年で39歳を迎える彼は1月にテレビ番組を通じて引退を表明した。近年は不調もあり2年間、自慢の本塁打を打つことができなかった。Lamigoファンの友人も「そろそろ引退かも」と言っていたが、それが現実となった。

元々は台湾人初のメジャーリーガーであり、国際大会でもリーダーとして台湾代表を牽引してきた超有名打者だ。
去る3月6日に行われた侍ジャパンとの試合後に代表引退式が開かれたことが記憶に新しい。

別れを惜しむ多くのファン。1日でも長く彼が打席に立つ姿をみたいはずだ。今季の開幕戦はなんと久々の本塁打を打ち、最高のスタートを切った。

その後は指名打者や代打としてその日の調子によって起用法を変えながらこれまで打てなかった悔しさを晴らすかのように結果を残していった。
現在の成績は打率.303 本塁打13 打点44(9月13日現在)だ。

ちなみに彼の本職は外野手だが、以前は一塁も守ったことがある。今年のオールスター戦で10年ぶりに一塁の守備に就いたことでも話題になった。陳金鋒が試合に出場するだけでも球場の雰囲気が一変するのだ。

野茂英雄とパク・チャンホに「台湾を代表する選手といえば陳金鋒しかいない」言わしめるほど偉大な人物なのだ。

いよいよ目前に迫った引退試合。球場はどのような雰囲気に包まれるのだろうか。今から気になってしょうがない。

出典元:
http://sports.ettoday.net/news/774993

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