【沈静化】台湾で起こった陽岱鋼に関するある騒動

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落ち着いた騒動。 

現在、パ・リーグの優勝争いはソフトバンクと日本ハムに絞られた。両球団にとって一戦も落とせない試合。選手達は日々、必死で戦っている。

その裏で台湾では最近、陽岱鋼に関するあることについて議論、大騒ぎになっていた。

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写真:打席に立つ陽岱鋼

それは日本ハム球団が陽岱鋼に対して試合出場を強制させているのではないか、という内容だった。

彼は去る8月16日のオリックス戦で守備中にフェンスに激突し、ベンチに下がった。後に医師の診断で骨折していることが判明したが、陽岱鋼は時間が経った今でも試合に出場している。

診断では最低でも3カ月の休養が必要。その状態でも今まで通りにプレーしているのだから台湾のファンからは球団に対して不満や怒りの声が挙がった。

台湾メディアが直接、球団にその事実を問い合わせたという。既にその時の回答も公開されている。

「日本ハム球団としては陽選手に対して試合出場を強制させている事実はございません」

あくまでも本人の意志でプレーしているとの内容だ。
ケガをした直後に陽岱鋼本人と話し合いをして今後の方針を決めたそうだが、台湾のファンとしては心配でたまらないだろう。

シーズンが終わっても来年にはWBCが控えている。台湾代表としては必ず、彼の力を必要としているはずだ。たとえ国内の打者が打てるようになったとしてもチームを牽引する人物がいないのだ。
中信兄弟に所属する林智勝(リン・ズーシャン)がキャプテンになる可能性もあるが、精神的支柱という意味でも不可欠な存在だ。

ひとまず球団側が発表したことで事は沈静化しそうだ。しかし、ファンが感じたモヤモヤした気持ちはしばらく残るだろう。

出典元:
http://sports.ettoday.net/news/775788?from=fb_et_baseball

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