本気で取り組む若手修行。
気づけば2016年も残り約3ヶ月となった。プロ野球2月からキャンプが始まり10月、もしくは11月にシーズンが終わる。
たとえ日本での闘いが終わっても若手選手はさらなる高みを目指して海外に修行に行くのだ。その行き先は台湾をはじめ、ドミニカ共和国やプエルトリコなど。レベルはまちまちだが、必ず彼らの力になるはずだ。
チーム強化はお隣の韓国でも同じ。ウインターリーグにも選手派遣をしている。時にはアメリカに出向くこともあったりもする。
プロ野球チーム、SKワイバーンズとKIAタイガースはアリゾナで開催されるイントロダクションリーグに選手を参加させることを発表した。
イントロダクションリーグはマイナーリーグ終了後に開催される短期リーグ。主に1A所属の選手らが参加して自分の力をアピールする勝負の機会だ。
過去、藪恵一(元阪神など)も同リーグでプレーした。
今回参加するSKとKIAは連合チームとして参加し、9月19日から10月15日までの27日間を異国の地で闘う。
アメリカ10チームと計19試合をこなすそうだ。また、10月8日には中国代表との練習試合も組まれている。
このフロンティアリーグに参加するのは将来を担う若手選手ばかり。もちろんメジャー各球団関係者も試合を観るため、結果によってはアメリカンドリームへの挑戦権を得る可能性もあるのだ。
特に今年はイ・デホ(マリナーズ)やオ・スンファン(カージナルス)など韓国人選手のメジャー移籍が目立った。
すぐに移籍とまでもいかなくとも彼らのような最高峰の舞台に立つ機会はある。
ぜひ、アメリカで奮闘した後は日本のチームとも対戦してほしい。国際試合の経験を積ませることで個人だけではなく、チームや国全体の野球レベルを上げようとしている。
WBCのような国をあげた国際大会ではないが、韓国はしっかりと「野球のグローバル化」について考えているようだ。
出典元:
http://m.sports.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=311&aid=0000651222