【健在】40歳になったイム・チャンヨン。今でも直球は150キロ超

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剛球健在。

164キロ– これは大谷翔平(日本ハム)が先日のオリックス戦で糸井嘉男に対して投げた直球のスピードだ。

結果は2点適時打となったものの、大谷自身が持つ球界最速記録を更新した。近年、日本では彼のおかげ?もあって160キロを見る機会が増えた。一言ていえば、彼は規格外なのだ。
これから10年、20年後でも大谷は160キロ超えを連発するのではないか、そんな期待もある。

日本と同様にシーズン佳境を迎えた韓国では、過去の160キロ投手が年数が経ってもチームの絶対的な存在として活躍している。その男とはヤクルトに在籍していたイム・チャンヨンだ。

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写真:韓国代表時代のイム・チャンヨン

彼は今季から古巣・KIAタイガースに復帰し、守護神としてチームの勝利に貢献中だ。しかし、一軍復帰登板は7月になってからだった。
その原因は、昨年発覚した海外賭博に関与していたことで韓国野球委員会(KBO)から72試合出場禁止処分を受けていたからだ。

7月まではチームの全体練習や練習試合に出場しながら調整を続けてきた。6月下旬に処分が解かれてからはこれまで14セーブ(9月20日現在)を挙げている。

ちなみに今年で40歳を迎えたイム・チャンヨン。ヤクルト時代は160キロを計測したことがあったが、今はどれほど速いのか。

去る19日のハンファイーグルス戦で9回にマウンドに立った彼は152キロを計測した。特にファンが興奮したのは中軸を担うウィリン・ロザリオとの対戦だった。

カウント1-1で迎えた3球目、150キロを投げるもボールになった。その後、4球目は148キロで空振りを奪う。
そして勝負球も直球だった。高めに投げ込んだ球こそ152キロ、見事にロザリオのバットを空に切った。

この日で13個目のセーブを挙げ、チームのポストシーズン進出に向けて大きな力となった。また、翌日20日の試合でも登板して火消しに成功。今となっては欠かせない存在なのだ。

春先から移籍先が決まらず野球人生の岐路に立たされていたが、見事な復活を遂げた。

出典元:
http://m.sports.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=109&aid=0003397224

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