【進展】アジアシリーズ復活に向けての会議を11月開催

NO IMAGE

新たな新時代の幕開けか。

近年は国際大会の開催をはじめ、日本や韓国と肩を並べるように目立っている台湾。シーズンが終わると次はウインターリーグが待っている。
2年連続の開催となり、海外チームとの試合は選手自身の経験になるだけではなく、世界的に野球を活性化させるきっかけにもなる。

このように国際的発展に精力的な台湾から興味深いニュースが飛び込んできた。

image

写真:台中インターコンチネンタル球場

13年を最後に中止となったアジアシリーズを復活させるための会議を11月に開くというのだ。既に5月には日本、9月には韓国で各国の野球連盟関係者と会談し、アジア球界発展のための策を話し合ってきたという。

その1つがアジアシリーズの復活だ。当初は日本・韓国・中国・台湾の4チームが参加していたが、中国の参加不可などの理由でオーストラリアやイタリアも参戦するようになった。
いつの間にか大会の趣旨が変わり、迷走を続けたあげく中止になってしまったのだ。

その後、15年1月に復活に向けた話し合いをすると発表されていたが、数日後にプレミア12の開催が決まったために白紙に戻った。

過去の大会ではイ・スンヨプ(現サムソン)や張泰山(現徳島)・呂建剛(元中日)ら日本と関係ある選手達も出てはいたものの、ファンからすればその他の選手のことを知らないし、情報がない。
また、日本側も主力や助っ人を出場させないなど、他国との本気度の差もあって盛り上がりに欠けた。

もし、11月に行われる会議で事が進展すれば当ブログとしては大歓迎だ。
そのアジアシリーズに関係しているのか、台湾球界では12月のトライアウトで日韓両国で戦力外になった選手の受験も可能になるように調整しているという。

この話が実現すれば日韓台の間で選手の移籍が活発となり、各国に自国のリーグをアピールすることができる。台湾球界には14年の正田樹(当時Lamigo)を最後に日本人選手はいない。

以前は「日本の球団をクビになった選手の最後の砦」とも言われていた台湾。現在はレベルもあがり、入団テストも厳しくなった。

台湾のアジアシリーズ、日韓選手の受け入れと常に野球の国際的な発展に寄与しようとする姿勢は日本も見習うべきではないか。
もちろん関係者らは裏で同様のことをしているのかもしれないが、本当にそうならばファンの目に見える形で公開してほしい。

出典元:
http://m.appledaily.com.tw/realtimenews/article/new/20160922/954025/1/%E4%BA%9E%E8%81%B7%E5%A4%A7%E8%B3%BD%E5%BE%A9%E8%BE%A6%E6%9C%89%E8%AD%9C%E3%80%8011%E6%9C%88%E8%A8%8E%E8%AB%96

アジア野球カテゴリの最新記事