【17年WBC】監督未決定の台湾代表。選手リスト提出まで猶予なし

NO IMAGE

不利になっていくWBC。

現在、ニューヨーク・ブルックリンにて第4回WBC予選が開催されている。イギリスが敗者復活戦でブラジルを破り、決勝に駒を進めた。相手はイスラエル。どちらが勝利しても本大会初出場となる。
韓国・コチョクスカイドームで行われる一次ラウンドの出場国がもうすぐ出揃う。

既に本戦出場を決めている国々はメジャーリーグ機構から10月7日までに50人の候補選手リストの提出を求められた。
このような話が出ると本番がすぐそこに迫っていることが実感できる。

PB162923

しかし、選手どころか監督すら決まっていない台湾は急な通告に焦りをみせている。
当初はプロアマ間でそれぞれ推薦したい人物を挙げ、話し合いを経て決定することになっていた。この過程が発表されてから約1ヶ月が経ったが、進展はない。

第1候補は郭泰源(統一)だ。後は呉復連(ウー・フーリェン/中信兄弟)と郭李建夫(開南大)と続く。
双方で意見が合致しないことから今さらになって人選方法の変更も考えている。それはプロ4球団が推薦するか、昨年の台湾シリーズ優勝監督にするかだ。

台湾シリーズの優勝監督となれば話は早い。洪一中(フォン・イージュン/Lamigo)に絞られる。だが、本人は就任に否定的だ。

「自ら監督就任を望んではいない。3月の日本との試合でチームを率いた。オフはゆっくり休みたいと思っている」

これで候補が1人減った。やはりシーズン後、あまり時間を置かずに国際大会の指揮を執ることは体力的にも精神的にも相当の労力を使うだろう。
現場の人間からすると休みたいのだ。
侍ジャパンのように専任監督を据えたほうがすんなりとチーム運営がうまくいくのだろう。

どちらにしろ、50人の候補リスト提出まで時間がない。1日も早く指揮官を決めなければ本戦で結果を残すことはできない。今、台湾はとても厳しい状況に置かれていることは間違いない。

出典元:
http://sports.ettoday.net/news/780936

アジア野球カテゴリの最新記事