いざ、有終の美へ。
去る8日、台湾プロ野球では義大ライノスが後期シーズン優勝を決めた。13年以来、3年ぶりの快挙となり、来季から新球団として新たなスタートを切る前に輝かしい歴史を残すことができた。
写真:義大のユニフォーム
優勝を決めた翌日、台湾シリーズの日程が発表された。対戦カードは中信兄弟対義大だ。開始は10月22日からで形式は日本同様、7試合で先に4勝したほうが台湾一となる。
開催場所は1,2,6,7戦が中信兄弟の本拠地・台中インターコンチネンタル球場、3,4,5戦が桃園国際球場だ。
ここで1つ疑問点がある。本来、桃園国際球場はLamigoモンキーズの本拠地のはずなのになぜ、義大がホームとするのか。本当は高雄にある澄清湖球場ではないのか。
台湾の友人によると澄清湖球場は17年WBCのアジアラウンドにおいて使用される候補ではあったが、韓国・コチョクスカイドームに決まったため、改修工事に入ったからだという。
各球団は本拠地を明確には決めてはいない。使用回数が多いところがホームだという感覚のようだ。
何はともあれ、桃園で台湾シリーズを開催するということは日本のファンも気軽に足を運ぶことができる。
ちょうど日本シリーズとも日程が重なってはいるが、気分を変えて海外の野球を観に行くことも面白いかもしれない。
過去、マニー・ラミレスを獲得した球団を観ることができるのは今回の台湾シリーズが最後だ。台湾に行けば歴史の目撃者になれる。
出典元:
http://www.setn.com/News.aspx?NewsID=188339