【助っ人情報】韓国・ハンファのウィリン・ロザリオ。来季来日の可能性

NO IMAGE

長打力は欲しくてたまらない。

昨日29日は日本・台湾でそれぞれ最終決戦が終了した。日本は日本ハムが、台湾では義大ライノズが今シーズンの頂点に立った。特に義大は来季から新球団となるため現在のチーム名での最後の試合となった。見事に有終の美を飾った。

その一方でお隣の韓国では1週間遅れて韓国シリーズが始まった。ここまで2戦を終えて1位・トゥサンベアーズが2連勝。次戦となる1日はマイケル・ボウデン(元西武)が先発予定となっている。今年は18勝を挙げただけではなく、最多奪三振のタイトルを獲得した。

韓国球界といえば日本球界にとって新助っ人の宝庫だ。実際に活躍できるかどうかは別として高確率で選手が来日する。今年も既にエリック・テイムズ(NC)が来る可能性が報じられている。注目されているのは彼だけではない。それはドミニカ出身の元メジャーリーガー、ウィリン・ロザリオ(ハンファ)だ。


映像:満塁弾を放つロザリオ
(出典:You tube https://www.youtube.com/watch?v=lCSCMY-Um4o)

今季からハンファに入団したロザリオは当初、海外出身捕手の入団で話題を呼んだ。やはり言葉の壁があるのか試合には主に一塁手や指名打者として出場していた。チームとしては7位とポストシーズン進出は逃したが、彼は127試合に出場して打率.321 本塁打33 打点120の成績。キム・テギュンと共に打線の中心を担った。

このように活躍した助っ人と来季も契約できるかどうかはわからない。年俸や待遇などを双方で納得しなければならない。それがダメなら退団となり国境を越えた争奪戦となる。これが自然の流れだ。もちろん、ハンファ側も引き留めに全力を注いでいるが、あまりよい話は聞かない。

ロザリオ本人はチームメイトに愛着を持っているようだが、コーチ陣や練習方法に対して不満があるようで今後の球団側の態度によっては退団もありうる。彼は開幕当初、スランプに陥ったがこの時に助け舟を出したのは正田耕三(元広島)コーチだった。その後は見事に復活して前述の結果につながっている。しかし、正田は今季限りでチームを去り、来季からKIAタイガースでの指導が決まった。つまりロザリオにとって頼る人がいなくなってしまったのだ。

 日本球団の中では特にソフトバンクと阪神が興味を持っている。韓国メディアでは両球団のスカウトを球場で見かけたと報じているところもある。もちろん、ロザリオにとってメジャー復帰が第一希望であり、本人もSNSを通じて復帰を目指すと発言した。以前は出場機会が限られていたが、一塁の守備が上達したこともあり調査をするチームが増えたという。

まずはハンファとの交渉次第となるが、来日する可能性も十分にある。今後も動向を見守っていく。

出典元:
http://osen.mt.co.kr/article/G1110525222

アジア野球カテゴリの最新記事