【秋季練習】Lamigoの選手達が千葉ロッテと合同練習。参加の関係者紹介

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末永く日台友好。

日本シリーズが終了し、本日31日からFAが解禁される。山口俊(横浜DeNA)や陽岱鋼(日本ハム) 、糸井嘉男(オリックス)など各チームの主力を担った選手達の動向に注目が集まる。本人達にとっては人生を左右する大きな決断となるだけに時間をかけて納得のいく結果を出してほしい。

その一方でひと足先にシーズンを終えた台湾・Lamigoモンキーズは昨年同様、千葉ロッテマリーンズの鴨川キャンプに参加することになった。今回は選手2名、コーチ、トレーナー、通訳それぞれ1名だ。

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 写真:Lamigoモンキーズの種類豊富なユニフォーム

Lamigoは昨年、台湾シリーズを制したが今季は前後期とも3位に終わり「秋の野球」をすることはできなかった。しかし、今季は王溢正(元横浜DeNA)や陽耀勲(元ソフトバンク)、オーランド・ロマン(元ヤクルト)と日本球界関係者が在籍していることもあって日本のファンからすればとても身近な球団となった。これも国際空港がある桃園に本拠地があることも利点の1つだろう。

千葉ロッテとは14年11月に交流戦を行って以降、昨年は秋季キャンプ、今年2月は石垣島で試合と両球団は良好な関係を築いてきた。既に来年2月も試合が決まっている。今回も日本式の練習を参考にし、さらなるレベルアップを目指す。

ここで来日した選手やコーチについて紹介したい。

・コーチ
曾豪駒(ゼン・ハオジュ)
14年から二軍で指導者の経験を積み、15年6月から2度目の一軍打撃コーチとなった。選手時代は外野手としてLamigo(前身のLa new含む)一筋10年間プレー。06年のアジアシリーズではLa newの一員として日本ハムと対戦し、武田勝から本塁打を放った。試合は敗れたものの、日本メディアからその活躍が注目された。

 ・選手
 梁家榮(リャン・ジャーロン/右投左打/三塁手/背番号97)
13年にLamigoからドラフト1位指名を受けて入団。 高校時代には高知中央高校に在籍した経験もある。ミート打ちが上手く、14年の二軍リーグで打率.393、15年のアジアウインターリーグで打率.476で首位打者に輝いた。今季は52試合に出場し打率.256 安打59 打点24 盗塁1の成績。

董子浩(ドン・ズーハオ/右投左打/三塁手/背番号28)
14年のドラフトで3位指名を受けて入団。高校時代は台湾内の全国大会の1つである「玉山杯」で打率.500を残し、大会のベスト三塁手に選出された。まだ一軍出場はないが、二軍で力をつけている段階だ。昨年は58試合に出場したが、今年は僅かに7試合のみに終わった。
7試合 打率.400 安打6 打点3 

・通訳
今年5月にできた「Lamigo Monkeys Japan(Facebook/Twitter)」のの管理人。球団職員になる前は1人のファンとしてチームの応援団に所属していた。現在もビジターの試合では主にトランペットを担当し試合を盛り上げる。通訳のほか広報担当としても活躍し、日本・台湾両球界の架け橋となっている。

今回もキャンプを通じて両球団がより良い関係を築き、選手にも相乗効果を期待したい。自身も何度か足を運ぶ予定だ。ぜひ、練習を見る際にはLamigoの選手達にも注目してほしい。

出典元:
https://www.facebook.com/LamigoMonkeysJapan/?pnref=story

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