【日台交流】巨人と台湾によるOB戦。11月20日に開催決定

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夢の対決の実現へ。

本日3日はシカゴ・カブスが108年ぶりとなるワールドシリーズを制した。第7戦まで及んだ試合は8対7と見どころ満載の試合で世界中のファンが熱狂したことだろう。自身はつい数か月前からメジャーを見るようになったため、選手名はまだわからないが見ていて楽しかった。

台湾にいる友人もカブスを応援する人が多く、 戦いが終わったときには祝福コメントが羅列されていた。野球ファンは世界のどこにいても考えることは似ている。台湾シリーズが終わってから数日が経っても現地ではまだまだ熱は冷めてはいない。

11月25日からアジアウインターリーグを控えている台湾。実はその前にもう1つ大きな試合が控えている。それは巨人と台湾代表によるOB戦だ。

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写真:巨人OBと対戦する台湾代表OBの選手一覧
(出典:中華民國棒球協會粉絲團 https://www.facebook.com/CTbaseballteam/?fref=ts ) 

11月20日の14時(日本時間15時)から台中インターコンチネンタル球場で開催される。 これは今シーズンが始まる直前の3月頃には試合が行われることが決まっていた。当時は中畑清が会見の中で「この試合に出るために横浜DeNAの監督をやめた」と冗談交じりに話していたことが印象的だった。

既に巨人側の第一次出場選手が決まっており、地元のヒーロー・王貞治はもちろん、西本聖や原辰徳、吉村禎章らが出場する。まだ最終メンバーは決まってはいないが、高橋由伸も参加することになった。気になるのは松井秀喜の存在。彼も3月の時点では台湾行きに前向きという話もあったが、今はどうなのだろうか。

その一方で台湾代表の選手らは本日3日に名鑑が発表された。郭泰源をはじめ、呂明賜や郭源治など日本球界関係者の名前もある。相手が1チームのOBで固められるのに対してこちらはプロアマ連合軍といったところだろうか。アマチュア時代にオリンピックで活躍した者やプロで名を残した者など経歴はさまざまだ。

元々この試合は昨年、プレミア12が行われている中で話し合われてきたのだという。特に巨人は今年から三軍を創設し、6月には台湾遠征も行った。さらに遡れば68年にチームは春季キャンプもした。以前から少なからず台湾とは関わりがあったのだ。

こうして加速した交流は今月20日、さらにファンの目に見える形で実現する。今回は若いファンだけではなく、オールドファンも取り込める大企画だ。台湾代表も負けてはいない。とても楽しみな試合となるだろう。

台湾代表の選手については開催日が近づいてきた際に改めて紹介したい。ぜひウインターリーグを観る前にこの試合にも注目してほしい。

出典元:
http://sports.ettoday.net/news/804662

 

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