【鍛練中】指導者研修を受ける許銘傑。充実の日々

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懐かしき、日本での日々。

日本プロ野球ではFA宣言をする選手も増えてきた。中には陽岱鋼(日本ハム)も入っている。移籍か残留か、彼の決断は故郷の台湾でも注目の的だ。

その一方で各チームは秋季キャンプに突入した。優勝をして連覇を狙うところもあれば、来季の巻き返しに燃えているところなど目標は様々だ。

今回のキャンプにはひっそりと台湾プロ野球から参加している選手達もいる。日本でも活躍した許銘傑もその1人だ。

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写真:西武時代の許銘傑

彼は今季、台湾・中信兄弟に入団。16試合に登板し0勝1敗 3ホールド 防御率7.45の成績を残した。シーズンは前後期制で行われるが、これらはすべて前期だけのもの。後期は二軍暮らしだった。

許銘傑は13年オフにオリックスを退団後、台湾・Lamigoモンキーズに2年間在籍。昨年、戦力外となったが今年もなんとか現役を続けていた。
今季限りで引退し、来年から中信兄弟の投手コーチ就任がほぼ決まっている。

現在はソフトバンクのキャンプに参加し、コーチ研修を受けている。ここまでわずか数日だが、イロハを学んだことで指導意欲も高まった。

これまでを振り返り、彼は次のように話している。

「ここで得るものはとても大きい。ぜひ来年の指導に生かしたい。ファンはコーチ頑張って、と応援してくれる。とてもありがたいことだ」

昨日5日は休日を利用して宮崎・南郷に移動。古巣・西武のキャンプにやってきた。そこでは在籍した当時に監督だった渡辺久信と再会し、親睦を深めた。
12年もいただけあって許銘傑にとっては家みたいなものだろう。球団史において00年代を代表する台湾人選手の1人だ。

休みを終えて再度、研修に励む。まずは台湾で経験を積み将来的には西武の台湾担当スカウトになってほしい。
または18年シーズンに彼の門下生が来日するのでもよい。

今年は前期優勝した中信兄弟だが、台湾シリーズで敗れてしまった。こちらも巻き返しを向けてと闘志を燃やしている。
来年の戦いが楽しみだ。

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出典元:
http://sports.ettoday.net/news/806128

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