【注目選手】日本移籍もあり得るチェ・ヒョンウ。評価はカネより必要度を重視

NO IMAGE

心は既に決まっている!?

韓国プロ野球はまだ八百長問題に揺れていた。本日新たに選手やブローカーなど計21人が検挙されたという。シーズン途中から数人が関与しており、試合の裏で捜査が進められていた。FA資格者も公開され、これから本格的なストーブリーグに突入するだけに残念だ。

FAといえば投手ではキム・グァンヒョン(SK)やヤン・ヒョンジョン(KIA)、野手はチェ・ヒョンウ(サムソン)と海外移籍の可能性がある選手達がいる。今季はパク・ビョンホ(ツインズ)をはじめ数多くの韓国人選手がメジャー進出を果たしたため、この流れに乗っていけるかが話題の1つだ。

 
映像:FA市場の注目の1人、チェ・ヒョンウ
(出典:You tube https://www.youtube.com/watch?v=3Hbyssu-RNc) 

今年9位に沈んだサムソンの中で孤軍奮闘したチェ・ヒョンウは中軸として打率.376 本塁打31 打点144の成績を残し、打率や打点など6部門でトップの数字を記録した。11日から解禁されるFA市場。野手部門では注目度No.1の打者だ。

シーズンを通じて海外球団関係者は33歳の大砲に興味を持っていた。今季はよくスカウト達が韓国に足を運んで状態を確認。メジャーのスカウト達は本来、別の選手の視察をする予定だったのが彼の活躍により一気に注目度が高まったという。歳は若くないがある意味、新星の出現だった。
日本側の動きは不明だが、チェ・ヒョンウは昨年オフに気になる発言をしている。

それは17年シーズン、日本球界に挑戦するというものだった。昨年も3割30本100打点を達成し、海外進出を目指していた。だが、16年にFA権を取得するために1年おいてから再考すると言っていた。当時はメジャーよりも日本に興味を持っていたとみられる。

そして1年経った今、どのような決断をするのか。韓国球団も含めて「自分を必要としてくれるところに行く」と言っている。一般的に海外からオファーがある場合はその評価を聞いてから移籍するか否かを考える。今回、彼は高額年俸に執着せず選手としての価値に重点を置くというのだ。

チェ・ヒョンウの守備位置は主に左翼。各チームの外野陣を考えたとき、空きはないと思われる。指名打者を考えたとき自然とパ・リーグ球団に移籍することになる。懸念されるのは韓国では主力でも日本では未知の選手であることだ。もちろん活躍してもらわなければ意味がないが、上手くいったときにはイ・デホ(マリナーズ)以来となる韓国市場の開拓にもつながる。

ここまでは目立った報道はないが、獲りにいく日本のチームはあるのか。まずは11日のFA市場解禁を待つことにする。

出典元:
http://starin.edaily.co.kr/news/NewsRead.edy?SCD=EB21&newsid=01108646612843424&DCD=A20102

 

アジア野球カテゴリの最新記事