【17年WBC】韓国代表コーチが強化試合を視察。「オランダは予想以上に強い」

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準備周到に。

現在行われている侍ジャパンの強化試合。昨日12日からオランダを対戦している。延長戦となりタイブレークを経験したチームはなんとか9対8と勝利した。今朝の報道ではボールが「滑る」というものが多く、釈然としない。ほかには「メジャーリーガーが1人しかいないオランダに苦戦」と相手を見下しているようなものもあり、気分が悪い。

オランダでコーチを務めるジョーンズ(元楽天) は今回はベストメンバーではないと言っていた。それでもチームは8得点。これで本番になった場合、どれほど恐ろしい打線を組むことになるのだろうか。

その一方でそのオランダと一次ラウンドで対戦する韓国。既に大会に出場する最終28人を発表し、対戦相手の戦力分析を始めている。今回の強化試合ではコーチが来日して観戦していたという。

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 写真;プレミア12で優勝し胴上げされるキム・インシク監督

今回の韓国代表の首脳陣はプレミア12のときとほぼ同じだ。イ・スンチョル打撃コーチは今回、東京ドームを訪問し、オランダの戦いぶりを見ていた。打撃陣は予想以上に強い、と警戒心をあらわにしていた。

この日は日本投手陣の制球の悪さや失投が目立った。オランダ打線はこれらを見逃さず、終わってみれば2桁13安打を放っていた。特にチェンジアップなどの抜けた球をいとも簡単に安打にしている姿を見て「とても侮れない選手達だ」と驚いている。

イ・スンチョルコーチはその中でも3人の選手に注目した。昨日、遊撃を守った現役メジャーリーガーのプロファーや4番を打ったサムス、捕手を務めたリカルドだ。3人で6安打、彼らはメジャーやマイナーで経験を積んでいただけあって打線を活気を与えていた。

ベストメンバーとなればさらに強力な選手達も集まる。投手はバンデンハーク(ソフトバンク)、野手はシモンズ(エンゼルス)らだ。もし、彼ら全員が代表入りすれば対戦する韓国代表にとっても一次リーグを勝ち抜くことは難しくなるだろう。ひと足早く最終メンバーを発表したのはいいが、もう選手の入れ替えの危機に立たされているのだ。

ある韓国メディアはオランダを一次ラウンド勝ち抜けの第2候補としている。一体、どのような予想を立てているのだろうか。現地視察をしたイ・スンチョルコーチは強打の打撃陣に驚いていた。また去る10日、キム・インシク監督はオランダについて「とても強く、決して侮れない」と言っていた。

13年の前回大会では0対5と完敗している韓国。リベンジに向けて本日13日の第2戦も関係者は目を光らせて選手達のプレーを見ている。

出典元:
http://sports.chosun.com/news/ntype.htm?id=201611130100111650007568&servicedate=20161113

 

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