【17年WBC】台湾代表が11月21日以降に日本で練習試合を計画

NO IMAGE

試合経験あるのみ。

先日、侍ジャパンが来年3月に開催されるWBCに向けて強化試合を行った。メキシコ・オランダと2戦ずつ行い、3勝1敗の成績に終わった。数字上では勝ち越しに成功しているものの、投手陣が全4試合合計で29失点と不安を残すことになった。

昨日15日、チームは大会直前に台湾プロ野球選抜との壮行試合開催が決まった。場所は福岡・ヤフオクドームだ。この対戦カードは今年3月以来となる。個人的にこの試合は嬉しいが、同じ相手でNPB側の人脈の少なさが露呈しているようで複雑な気持ちだ。

その一方で台湾代表も少しずつ大会に向けて準備を進めている。

PB152704
写真:台湾代表を応援するファン

最近の台湾代表は50人の出場選手候補リストを公開してからというもの、目立った動きはなかった。チームのキーマンとなりうる陽岱鋼(日本ハム)は「韓国に行ってみたい」と出場に前向きな発言をしていた。このままケガもなく順調に事が進めば代表入りすることだろう。

13年の前回大会とは違い、Lamigoモンキーズの選手達が出場しない予定になっている。台湾ではプロアマ関係が良いとはいえず、WBCのような国際大会の際にはどちらが中心となってチーム編成をするか揉めている。今回はアマ側が主導することが決まり、Lamigo球団はこれを受けて「選手を大会に派遣しない」と発表した。

侍ジャパンは強化試合を終えたばかりだが、台湾代表は未だに練習試合を行っていない。まだ最終メンバーが決まっていないとはいえ、ある程度は出場選手は予想できる。1日でも早く実践感覚を養わなければ試合は来年まで持ち越しとなってしまう。

いつもならば台湾プロ野球選抜との試合をするが時間の都合上、難しいという。 ならばその代わりの相手を探さなければならない。台湾メディア情報では11月21日をメドに来日してソフトバンク二軍や大学・社会人との対戦を計画しているという。果たして実現するのだろうか。

台湾代表が臨むWBC一次ラウンドでは韓国・オランダ・イスラエルと対戦する。オランダはベストメンバーではないとはいえ、先日の強化試合で強打を見せつけた。また、イスラエルは9人のメジャーリーガーを集めるという話もある 。ライバル・韓国は選手入れ替えを示唆しながらもイ・デホ(マリナーズ)やカン・ジョンホ(パイレーツ)らメジャーを経験した野手陣が最終メンバーに選ばれている。

日本よりも激戦になりそうな台湾の一次ラウンド。勝ち抜き、次のステージに進むことができるのか。今から心配だ。

出典元:
http://sports.ettoday.net/news/811811

アジア野球カテゴリの最新記事