友情は今でも続く。
台湾は気候を良さを生かして1年中、野球ができる。 プロ野球が終わってもウインターリーグや野球教室などが各地で行われている。野球教室といえば現在、帰国中のチェン・ウェイン(マーリンズ)も主催しているようだ。
映像:11年の日本シリーズで登板したチェン・ウェイン
(出典:You tube https://www.youtube.com/watch?v=M75DsEKqe1A)
日本では中日で活躍し、現在はマーリンズに在籍するチェン。シーズンオフになると後進の育成に尽力している。台湾では彼の名前を冠した野球奨学金も存在し、プレーを続けている選手達もいる。その代表格となるのがパドレスマイナーに所属する投手、宋文華(ソン・ウェンファ)だろう。
今回の野球教室は2日間に渡って開催される。今年は特別コーチとして日本から小池正晃がやってきた。チェンとは中日時代のチームメイトであり、日本シリーズでも共に戦った中だ。今でも交流が続いて仲がよい。
チェンは小池について次のように話している。
「小池さんの打撃は素晴らしい。チームメイトのときは共にご飯を食べにいった。今ではベイスターズのコーチに就任していたこともあってなかなか会う機会がなかったが、久々に会うことができてうれしい」
初日の野球教室が終わった後はサイン会を行ったチェン。その中には自身の友人も参加していたようでオリオールズ時代のユニフォームにサインを書いてもらったようだ。
指導を受けた高校生や大学生、サインをもらったファンも大興奮。将来のスター選手の誕生を心待ちにしながらも応援してくれるファンをも大切にしている。今季、マーリンズではわずか5勝と不完全燃焼に終わったが、来季は台湾からの声援をさらに力に変えて躍動してほしい。
出典元:
http://sports.ettoday.net/news/822984