【挑戦】元阪神の西村憲。台湾球界のトライアウトへ

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進む、球界の国際化!?

現在、台湾でウインターリーグが開催されている。日本からはイースタンとウエスタンの2チームが参加していることもあり、昨年よりも注目度が高いのではないか。

その台湾内では今月、新たな試みが行われようとしている。来る20日、台湾ブロ野球主催のトライアウトがある。場所は台中インターコンチネンタル球場だ。

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写真:トライアウトのお知らせ
(出典: http://www.cpbl.elta.com.tw/2016_Tryouts/)

日本でも毎年恒例の行事として年末番組でも取り上げられている。最近ではトライアウトの様子をファンにも見せるようにしているがこれには賛否両論だ。

その一方で台湾球界では初のトライアウトの開催となる。特徴なのは台湾人だけではなく、海外出身選手の挑戦も受け入れることだ。

12月12日が申し込み締切となっている。現時点で既に19人が参加を表明中だ。そのうち13人が海外出身者で日本11人、アメリカ1人、香港1人の内訳だ、

11人の中で有名選手といえば過去、阪神タイガースに在籍していた西村憲だ。今年は石川ミリオンスターズに所属して日本球界復帰を目指したが、先日受験したトライアウトで声がかからなかった。

この場合、独立リーグか引退の選択肢しかなかったが、今回の台湾トライアウトの開催によって現役続行の機会が増えた。

しかし、台湾球界移籍はそう簡単ではない。あくまでも助っ人として入団することになる。大袈裟かもしれないがクリス・ジョンソン(広島)のような活躍が求められる。
それに加え、現地では4球団しかないためにチームが限られてしまう。

選手にとってチャンスになるが、さらに厳しい道のりになるだろう。果たして、合格者が出るだろうか。

出典元:
http://sports.ettoday.net/news/824056

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