【17年WBC】KT所属の中国出身投手、チュ・グォン。大会に出場せず

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希望の星に。

本日14日、日本球界では陽岱鋼の巨人入りが報じられた。ついにFA宣言していた選手全員の移籍先が決まったことになる。オリックスや楽天も入団交渉をしていたが、その願いは叶わず現状の戦力でやりくりしていくしかない。一方の巨人はFA選手を1度に3人獲得したことになり、リーグ優勝に向けて本腰を入れている。

台湾のスター選手を迎えたことで本拠地の東京ドームに多くの台湾人ファンを誘致することができる。来年はWBCもあるため、このまま順調にいけば代表入りは確実だ。

WBCといえば来年限りでなくなる話もあるが、第4回大会は緊急事態が発生しない限り予定通りに開催される。我が侍ジャパンは一次ラウンドでキューバ・オーストラリア・中国と対戦予定。 その中でも中国は出場選手を探している最中で現在、韓国球界に在籍する中国出身選手にオファーを出した。

 
映像:KTウィズの投手、チュ・グォン
(出典:You tube https://www.youtube.com/watch?v=PBKmbaeDuWQ) 

その選手とはKTウィズに所属するチュ・グォンだ。彼は元々、中国出身で11歳のときに母親と共に韓国に移り住んだ。その後、06年に帰化している。プロ2年目を迎えた今季は主に先発として28試合に登板し、6勝8敗 防御率5.10の成績を残した。

以前、チュ・グォンはWBC出場に関してじっくり考えると話していたが結局、大会には参加しないことを決めた。不参加の決断をした理由は来季を万全な状態で迎えるために休みたい、とのことだった。 今季残した成績は数字だけをみるとあまりよいとは言えないが、新人王候補にも選ばれ、チーム内で高評価を得た。

「中国代表入りのオファーをくれた関係者には本当に感謝している」とチュ・クォンは話し、現在所属しているKTでより飛躍をするために辞退すると表明した。WBCのよいところは両親の国籍を通じて参加するチームを選択できるところにある。彼は韓国か中国のどちらかを選んで出場表明もできるのだ。

チュ・グォンは現在、中国に戻って自主トレを行っているという。KTの有望株がWBCに出ないのは残念だが、近い将来、侍ジャパンから警戒されるような投手となってほしい。

出典元:
http://sports.news.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=001&aid=0008890371 

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