巨大な投手がやってくる!?
オフシーズンになると各球団とも新助っ人獲得を模索する。近年では日本にも現役メジャーリーガーが来る機会も多くなったが、あまり活躍できていない印象が強い。 これまで入団が発表されている選手の中で実績があるのはフィル・コーク(オリックス)ではないだろうか。たとえこれまで数字を残せていても、環境がまったく違う場所に飛び込むのだから油断は禁物だ。
来年の開幕までまだ時間があるため、まだ助っ人を探す時間がある。最近、日韓で争奪戦となっている選手がいるという。
映像:レンジャーズ時代のフィル・クレイン
(出典:You tube https://www.youtube.com/watch?v=JW2ZpKOnSWA)
その選手とはレンジャーズとフィリーズに在籍したフィル・クレインだ。彼は身長200センチ 体重116キロという大きな体が特徴的な投手で角度がある直球、変化球はスライダーを武器としている。今季は12試合に登板して0勝1敗 防御率6.98の成績を残した。スタッツを見る限りでは先発とリリーフ、両方できるようだ。
メジャーリーグの公式サイト内ではクレインがアジアでプレー機会を求めているという報じられ、それが日本なのか、それとも韓国なのかが注目されていた。韓国球界からすると27歳と若く、長身投手はどこの球団でも歓迎するだろう。しかし、年俸となると日本に軍配があがってしまう。
どうやら日本行きに現実味がありそうだ。今年、メジャーでは勝利はならなかったものの、3Aでは22試合に登板して5勝1敗 防御率1.96と数字を残している。そのうち11試合に先発した。本人としては今後、スターターとしての登板機会を増やしていくという。
韓国国内では「クレインは既に日本行きを選んだ」と報じているが、まだ完全に移籍が決まった訳ではない。果たして、本人は日韓のどちらに活躍の場を求めるのだろうか。その決断に注目したい。
出典元:
http://osen.mt.co.kr/article/G1110552515