【決断】キム・グァンヒョンが1月5日に日本で肘の手術

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まずは復帰へ第一歩。

プロ野球においてオフシーズンは選手にとって決断をする時期だ。FA移籍をはじめ、現役続行や引退など選手個々の人生が大きく変わるのだ。ケガをしている選手は復帰に向けて手術をするのか、それともしないのかという選択も今後を左右する。 

ケガといえば韓国球界を代表する左腕も大きな決断をした。国際大会でよく日本と対戦していたキム・グァンヒョン(SK)が肘の故障のため手術を決めた。

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写真:プレミア12開幕戦で先発したキム・グァンヒョン

今オフ、彼はFA権を行使してメジャー進出を目指していた。今回は2回目の挑戦で2年前にはポスティングシステムを利用したが、入札したパドレスの金額に納得がいかずに断念していた。実際にシーズン中はメジャー球団のスカウトが韓国に足を運び、彼の投球をチェックする姿が確認されている。

今季は27試合に登板して11勝8敗 防御率3.88の成績を残したものの、肘の調子が悪く打たれる場面も多々あった。FAを使ってまで大舞台への挑戦を試みたが最終的には自身の体のケアを優先した。予定では来年1月5日に日本で手術を受けるという。

SK残留が決まった後、肘の精密検査を受けるために来日していた。当初は12月中に手術を受けてリハビリを始める予定だったが日程がずれ込んだ。術後はしばらく日本に滞在してリハビリを行う予定だ。この決定は天候の違いが挙げられる。1月中は日韓両国とも寒いが、雪が降る韓国よりも比較的暖かい日本を選んだようだ。

復帰予定は来年10月。WBCはおろかシーズン中も投球することができない。もしチームがポストシーズンに進出できれば登板機会もあるかもしれないが、長い野球人生を考えれば全休した方がよい。 この判断は本人はもちろん、新監督となったトレイ・ヒルマンの考え次第だ。

まずは無事に手術が終わることを願う。そして2019年、プレミア12での再戦を期待したい。 

出典元:
http://sports.news.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=241&aid=0002624186 

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