復帰は難しい!?
昨日24日、今季は韓国・サムソンライオンズでプレーしていたアーロム・バルディリスのインタビューが掲載された。
その中では「日本に戻りたい」と発言しており、ひざのリハビリをしながら来季のプレーに向けて準備をしていた。
彼が日本球界復帰を望んでいる一方、逆に韓国球界復帰を目指している選手もいる。それがヤマイコ・ナバーロ(元千葉ロッテ)だ。
写真:サムソン時代のナバーロ
ナバーロはシーズン48本塁打・ゴールデングラブ賞(日本でいうベストナイン)受賞の実績を引っ提げて来日。しかし、春季キャンプ中の2月に実弾を持っていたことが判明し逮捕された。
この騒動の影響で一軍の試合に出場したのは開幕から1ヶ月が経過したときだった。復帰してからは調整不足や怠慢プレーもあってか数字を残すことができず82試合で打率.217 本塁打10 打点44の成績に終わった。
その後は戦力外となりドミニカウインターリーグに参加している。
サムソンは今季、ナバーロの穴埋めとしてバルディリスを獲得。しかし、故障で8月いっぱいでの退団となった。それでも助っ人選手の入れ替えが多かった中でバルディリスは最後まで残った。なぜなら打撃だけではなく、守備も評価されていたからだ。
バルディリスがいなくなった今、サムソンは再びナバーロ復帰のために動いている話がある。今年、4番打者を務めていたチェ・ヒョンウがFAでKIAタイガースに移籍。長打が期待できる打者はイ・スンヨプのみになってしまった。
チームとしてはナバーロの長打力は絶対に必要だ。また、韓国球界の投手に慣れていることも強みのため、未知数な助っ人を獲得するよりはリスクが少ない。
だが元々、彼の不真面目さが退団のきっかけとなったため再び問題児を獲得するかは微妙だ。
現在、ドミニカにいるナバーロは「ドミニカ料理よりも韓国料理が好きだ」と話しているという。食べ物好きアピールを通じて韓国復帰を模索しているように思える。
ちなみにウインターリーグでは6試合に出場して打率.350 安打7 本塁打1 打点3の成績。この好調さを受けてサムソンは獲得に動くのか。日本でもある意味でインパクトを残したナバーロの動向が注目される。
出典元:
http://m.sports.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=109&aid=0003452921