【進化へ】FA宣言中の彭政閔。来年1月にシカゴで自主トレ予定

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既に心は決まっている!?

日本球界のFA市場は陽岱鋼の巨人入りが決定したことでひと段落がついた。 移籍した選手もいれば残留した選手もおり、各チームに対する想いもそれぞれだ。この決断が来季の成績にどのように影響するのか楽しみだ。

FAといえば台湾球界でも宣言した選手が2人いる。そのうちの1人が球界人気No.1の呼び声もある彭政閔(ポン・ジェンミン/中信兄弟)だ。

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写真:台北駅構内で掲示された広告

プロ生活16年を迎えた彭政閔は台湾球界の顔というべき選手で入団から1度も打率3割を切ったことがないアベレージヒッターだ。MVP1回、ベストナイン5回、首位打者5回などタイトル獲得経験も豊富。ファンからは「チャチャ」と愛称で親しまれている。今季の成績は打率.341 本塁打8 打点67だった。

シーズン後にはFA権を行使するもここまで具体的な動きは見られなかった。最近になって統一ライオンズが興味を示すも本日26日、正式に獲得しないことを決めた。 残るLamigoモンキーズや富邦ガーディアンズは動いていないため自然と中信兄弟に残留となりそうだ。

中信兄弟の楊培宏オーナーによれば既に彭政閔の代理人と3度面談しているようで、最近では金額面についての話し合いが行われたという。台湾メディアの予想では月給80万から90万台湾ドルになるとされており、果たしていくらになるのかその数字も注目されている。

肝心の本人は今後はどのような予定で動くのだろうか。現在発表されている内容によれば彭政閔は来年1月2日から自主トレを行うという。場所はアメリカ・シカゴで1月15日に帰国する。テーマは体全体の強化だ。今回の海外自主トレについて彼は次のように話している。

「30歳前後当時は海外のウインターリーグに参加する機会もあったが、近年は球団がケガを考慮してくれていることもあり行かないことにしている。今回のシカゴでの練習は体の強化はもちろん、打撃能力も高めたい。来年は通算200号本塁打を達成したい」

これまでの通算成績は182本塁打、1764安打だ。過去、シーズン最高の本塁打数は07年の21本だ。この3年間は本数が2桁に至っていないものの、来季は長打を打てるように肉体改造をするようだ。念願の200号まであと18本。以前のように量産することができれば十分に達成可能な数字だ。

来年は彭政閔にとってメモリアルな年になるかもしれない。その前に無事に来季の契約を済ませてほしい。

出典元:
http://sports.ettoday.net/news/836959

 

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