継続を第一に。
本日29日、NPBの熊崎勝彦コミッショナーから来年秋にアジアシリーズを復活させる意向だとの発言があった。
どうやら日本・韓国・台湾を中心にあと数ヶ国を加えての開催予定。これも3月のWBC終了後から19年のプレミア12まで空白の時間をなくすためだ。
写真:台中インターコンチネンタル球場
このアジアシリーズのような国際大会については先日までウインターリーグを開催していた台湾で日本・韓国・台湾球界の関係者が一堂に介し話し合いが行われてきた。
その際、台湾側からは「ぜひ実現したい」という前向きな発言があったが、日本と韓国からは具体的な意思表示はなかった。今回、やっとNPBが前向きな発言をした形となった。
このアジアシリーズの復活に関しては韓国や台湾メディアでも報じられたが、現時点では目立ったコメントはなかった。
・韓国
「新たな国際大会が開催されれば世界への野球普及と振興に繋がり、侍ジャパンの意図と一致することになる」
・台湾
「日本は新たな国際大会の開催を通じて20年の東京五輪に向けて準備を進める予定だ」
台湾はこれまでプレミア12やウインターリーグを主催していることから国際大会への参加は問題ないが、韓国側に意欲があるのかどうかわからない。
13年までのアジアシリーズ開催当時、韓国側は手を抜いてはいないものの選手達からは試合出場に対して不満の声が挙がっていた話がある。たとえ優勝しても兵役免除がなかったため、参加意義を見出だすことができなかったのだろうか。
本当にアジアシリーズを復活させるのなら1日でも具体的な動きを見せてほしい。ファンから罰ゲームと言われないように有意義で継続可能な大会となることを願う。
出典元:
http://m.sports.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=003&aid=0007680487
http://sports.ltn.com.tw/m/news/breakingnews/1931603