【新時代】監督交代の統一ライオンズ。戦闘服を変更し春季キャンプへ

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いよいよ本番への第一歩。

気がつけば日本球界のキャンプインまで1ヶ月を切った。オフは毎年のように話題が減るものの、FA市場や助っ人選手の獲得がひと段落すれば2月に入っている場合が多い。また、海外に目を向ければ中南米やオーストラリアでリーグ戦が行われているため、休むことなく野球を見ることも可能なのだ。

キャンプといえば台湾球界でこの時期から徐々に始まっていく。先陣を切るのは統一ライオンズだ。

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写真:統一ライオンズのユニフォーム

昨年は前期2位、後期最下位に終わった統一にとって新たな年を迎える。これまで指揮を執っていた郭泰源監督が成績不振とWBC代表監督就任の関係でチームを離れた。13年以来優勝しておらず、近年は投手陣の成績が悪かったこともあって再建を託されたがヘッドコーチを務めた15年も含めればわずか2年のみの在籍となった。

辞任した郭泰源氏に代わってこれまで二軍監督を務めていた黃甘霖(フアン・カンリン)監督が就任。現役時代は主に中堅手として統一一筋13年プレーした。俊足を武器としており、5年連続盗塁王に輝いた実績を持つ。

これまで二軍監督だったとはいえ、一軍の指揮を執るのは初めてだ。チームのことは熟知しているとはいえ、一軍と二軍では雰囲気も違ってくるだろう。2月中旬頃になると練習試合も増えてくる。まさに試行錯誤の状態だ。

チームは本日7日、キャンプ開始に先駆けてファンを招いての決起集会を行った。そこではチームの新ロゴやキャンプ用のユニフォームを発表した。特にユニフォームのデザインが変わった。オレンジを基調にしていることは変わりないが、胸ロゴがこれまでの「統一」ではなく英語表記の「UNILIONS」となった。
今回のユニフォーム変更は昨年末に既に発表されており、この日が初お披露目となった。当初はシーズン用と報道されていたはずだったがどうやらキャンプ用のようだ。

キャンプ用といえば他球団とはなるがLamigoモンキーズが毎年のようにユニークなものをつくっている。選手の背ネームはなんと選手自身のあだ名で表記されているのだ。昨年2月に石垣島で行われた千葉ロッテとの交流戦を観た方は知っているのではないか。ちなみに統一の場合はきっちりとフルネームにするようだ。

果たして黃甘霖監督就任1年目となる今季はどのような闘いを見せてくれるのだろうか。現在は遊撃のポジション争いが激化しているという。まずはキャンプを通じて戦力を固めてほしい。イベント面については昨年に引き続き、西武との友好イベントを継続してほしい。郭泰源氏がいなくなかったからという理由で中止するのはなしだ。

出典元:
http://sports.ettoday.net/news/844686 

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