【始動】日本・韓国・台湾による国別対抗戦の要項は来週発表

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韓国も肯定的な態度!?

3月のWBCが控える中、ほぼ侍ジャパンの陣容が固まってきた。相変わらず小久保裕紀監督の采配を心配する声が多いが、結局のところ試合をしてみないと事はわからない。大会の命運を握るのは初戦のキューバ戦で06年大会決勝の相手に勝てるか否かで今後が決まる。今回で大会辞退がなくなるかもしれないが、国際大会はいつでも興奮する。

その一方で昨年末に構想が発表された日本・韓国・台湾についても事が少しずつ動こうとしている。

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写真:東京ドーム

そもそも3月のWBCを最後に19年の第2回プレミア12まで時間が空くこともあってその穴埋めのような大会となる。過去、アジアシリーズが開催されていたが、各国の本気度に差があったり、興行面も不安から13年を最後に中止となっていた。その後、15年春には復活に向けた話し合いが行われる予定だったが、プレミア12もあり、実現しなかった。

昨年、ウインターリーグ開催中だった 台湾において日本・韓国・台湾の球界関係者が集まり、約2年越しとなるアジアシリーズ復活に向けての会議を行った。そこでは台湾プロ野球の秘書長は「今後のアジア球界発展のために定期的に試合をしていきたい」と前向きの発言をしていた。

そして去る18日にNPBとCPBL関係者が面会。各リーグで開催要項を来週に発表するという。出場選手は30歳以下の選手で構成し、20年の東京五輪に備える計画もあるそうだ。狙いはアジア球界の発展のほか、毎年のように国際大会を開催することだ。

ここまで日本と台湾しか前向きの態度を示してこなかった。韓国は本当にこの大会に参加したいのかどうか不透明だが、現地では「国別対抗戦に向けて参加国同士で話し合いをしている」と報道していることからその気持ちがあるのだろう。これまでのアジアシリーズで韓国はあまり大会参加に意欲的ではなく、罰ゲームのように感じていた選手もいたという。兵役免除もないことから出場する意義を見出すことはできなかったようだ。

まずは来週発表される大会要項の内容次第になるが、今度こそ開催意義のある国際試合にしたいものだ。

出典元:
http://sports.news.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=468&aid=0000229386 

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