【学習】張泰山が韓国プロ野球二軍キャンプを視察へ

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常に勉強。

日本プロ野球の春季キャンプ開始まで1週間をきり、いよいよ球春到来がすくそこまできている。各チームの新助っ人選手達も続々と来日して意気込みを語っている。彼らの本領が発揮される日も近いだろう。

一方で海の向こうの台湾では既にキャンプが行われており選手達が日々、汗を流している。まずは2月から徐々に始まる練習試合に向けて調整をしていく予定だ。このキャンプ期間中はルーキーはもちろん、指導者達にとっても経験を積む機会となる。その中で昨年、徳島インディゴソックスでプレーしていた張泰山(チャン・タイシャン)は自らの知見を得るために行動に出る。


映像:徳島時代の張泰山
(出典:You tube https://www.youtube.com/watch?v=DcEKUGGZkvE)

彼は台湾で同時に行われる韓国プロ野球二軍のキャンプを視察するという。この時期はプレーをするのに絶好の環境であることから韓国や中国のチームも現地を訪れている。ほとんどは南側の高雄に集まることになり、2月中旬くらいから練習試合が開催されていく。自身も2年前には現地に赴き、Lamigoモンキーズ対統一ライオンズの試合を見た。

張泰山は徳島でのシーズンを終えてからは中国に行き、指導者研修を受けていた。また、11月20日に行われた巨人対台湾のOB戦にも出場した。この試合に参加していたことから引退したという話があるが、まだ引退したという話は聞いていない。あくまでも昨年限りで引退した陳金鋒(チェン・ジンフォン)の代わりだったのだ。

つまり現在は無所属ということになる。本人はもう1度、台湾球界に戻ることを模索しているところだ。たとえプレーする場所がなくとも指導者としての訓練は積んでいる。その一環として韓国二軍チームのキャンプを見て韓国球界の急成長の秘密を探りにいくという。

今回のキャンプ視察を決めた理由として「近年は韓国球界が急激に伸びている。その理由は必ずチームのどこかにあるはずだ。 二軍の練習を見てそれがわかればいい」 と話している。

二軍はトレーニングの基礎を固める場所。張泰山は以前から韓国球界にも興味を持っていたという。プロができたのは82年だが、それから30年以上経った現在では代表チームは日本と肩を並べる存在になっていることから成長の速さについて知りたいようだ。

こうして張泰山のように母国だけではなく、他国の野球事情にも精通している選手が多く出てきてほしいものだ。もし、彼が見てきた練習の報告があればまたここでお伝えしたいと思う。

出典元:
 

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