大谷の影響力は凄し。
開幕まで1ヶ月に迫った第4回WBC。侍ジャパンはチームの大黒柱というべき大谷翔平(日本ハム)を失い、彼の代わりに武田翔太(ソフトバンク)の代表入りが決まった。大谷の出場辞退のニュースは日本だけではなく、アメリカや韓国、台湾など世界中に広まった。ただ彼が出ないというだけで大きな話題になるこの存在感は大きい。
WBC本戦では侍ジャパンと二次ラウンドで対戦する可能性がある韓国。今回の辞退について『NAVER』の『海外野球』のページでは大谷の記事ばかりだ。普段から日本球界の話題といえば彼のことか、もしくは松坂大輔(ソフトバンク)のことが報道される。他にも選手はいるのだが、まるで選手は彼らしかいないような感覚になる。
果たして韓国現地では大谷についてどのような報道をしているのかを紹介する。
・デイリーアン
「大谷は足首負傷の影響でWBCに出場できなくなった。田中将大やダルビッシュ有などメジャーリーガーが参加できなくなった中、チームをエースを担うはずだった。彼は17年オフにメジャー移籍を狙っているため、個人的にも大きな痛手だ」
・ スターニュース
「大谷は結局、投手だけではなく野手としての出場も断念した。これまで大会に参加しようと調整を続けてきたが、状態は上がらなかった。目標を失ったと本人は残念に思っており、何度も謝っていた。これからは世界の大きな舞台で投げたいと決意をしていた」
・OSEN
「大谷は日本だけではなく、韓国やアメリカでも注目を集めていた。プレミア12での先発登板試合は多くのメジャー関係者も観戦した。もし日本がアメリカラウンド進出を決めた場合はドジャースタジアムで投げる予定になっていたため、その夢は負傷で無残にも散った」
・マイデイリー
「大谷はWBCに参加してメジャーリーグ球団へのショーケースとする予定だったが、足首の負傷でそれが叶わなくなった。本人は目標を失い、気持ちを切り替えることが難しいと話している。現在では手術の可能性もあり、この数日の練習の状態次第で今後が決まるだろう」
・イルガンスポーツ
「足首負傷の影響でWBCの出場を辞退した大谷。小久保裕紀監督は彼の調子が完璧ではないことからエントリーから外したと話している。アメリカで春季キャンプを行っている大谷は軽いメニューをこなしており、調整を続けている。どうやらNBA観戦を予定していたが、そんな暇はないとこちらも断念した」
プレミア12では「打倒・大谷」を掲げて全力で勝負を挑んでいた韓国だったが、今回のWBCでは対戦する可能性がなくなった。ここまで目立った報道はされていないようだが、来年のメジャー移籍についても心配しており、優しい姿勢を貫いている。
韓国代表はこちらもキム・グァンヒョン(SK)やカン・ジョンホ(パイレーツ)などチームの核となるべき選手が出場しないために喜んではいられない。つまり、日韓両国とも柱を失った状態で一次ラウンドを勝ち抜かなければならない。果たして韓国代表は東京ラウンドに進出できるだろうか。
出典元:
http://www.dailian.co.kr/news/view/610080/?sc=naver
http://sports.news.naver.com/wbaseball/news/read.nhn?oid=108&aid=0002588024
http://osen.mt.co.kr/article/G1110577831
http://www.mydaily.co.kr/new_yk/html/read.php?newsid=201702040904202216&ext=na
http://isplus.live.joins.com/news/article/article.asp?total_id=21212888&cloc=