【17年WBC】チェン・グァンユウがキューバとの練習試合で先発へ

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打倒、赤い軍団。

WBC開幕まであと15日ほどとなり出場国は練習試合を通じて調整を続けている。現在、沖縄で合宿中の韓国代表は明日19日に巨人と対戦する。

その韓国代表と同じ一次ラウンドで闘う台湾代表は豪州合宿から帰国し、明日からまた練習試合を行っていく。場所は国際大会でおなじみの台中インターコンチネンタル球場だ。

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写真:練習試合の組み合わせ
(出典:pb+運動平台 https://www.facebook.com/pbplus.me/)

今回の練習試合はユニバーシアードに出場する大学台湾代表とWBC本選で侍ジャパンと初戦で激突するキューバが相手だ。

明日の大学台湾代表戦は郭俊麟(西武)が、キューバ戦はチェン・グァンユウ(千葉ロッテ)が投げる。まだキューバとの第2戦の先発は決まっていないが、この2人がチームの中心であり、彼らの出来次第でWBCでの明暗が分かれるだろう。

台湾代表は先日の豪州合宿でオーストラリアリーグのブリスベン・バンディッツと2試合、アマチュアチームのウインザー・ロイヤルズと1試合行い、全勝した。この勢いでキューバとの2連戦に臨む。

キューバ戦の初戦で登板するチェン・グァンユウは千葉ロッテのキャンプを早めに切り上げて代表合宿に参加している。豪州では先発・中継ぎで2試合に登板した。本人によると直球の精度はよいが、まだ変化球にばらつきがあるという。

やはりWBCで投手陣を苦しめるのはボールの違い。侍ジャパンも昨年11月の強化試合でかなり苦戦していたのは記憶に新しい。チェン・グァンユウもボールに戸惑っており「球は滑るし、まだまだ適応が必要だ。このキューバ戦を通じて慣れていきたい」と話している。

この練習試合が終わっても台湾代表は大忙し。次は神戸に移動して社会人チームとの試合をこなし、開幕直前には韓国で軍隊チームの「サンム」と警察野球団と壮行試合をすることになっている。

侍ジャパンとは違って海外チームとの実践形式を通じて調整を続ける台湾代表。本戦ではホスト国の韓国・メジャー揃いのオランダ・台風の目になるイスラエルと強敵が揃う。厳しい試合が続くが、練習試合での成果を発揮して二次ラウンドの東京ドーム行きを決めることができるのか。

まずは豪州での勢いそのままにキューバ討ちを狙う。

出典元:
http://sports.ettoday.net/news/869400?from=fb_et_baseball

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