【特別活動】台湾新球団の富邦。週末イベントのテーマはドジャース

NO IMAGE

思い出せ、メジャーの栄光。

メジャーリーグでは73年ぶりの11連敗を喫したロサンゼルス・ドジャース。エースであるクレイトン・カーショーによって連敗を止めることができた。長かったトンネルをついに抜け出し、久々の連勝に向けて明日はダルビッシュ有が先発する。移籍後は思うような結果を出せていないが、果たしてどんな結果になるだろうか。

ドジャースといえばダルビッシュや前田健太をはじめとする日本人選手をはじめ、パク・チャンホや陳金鋒(チェン・ジンフォン)といったアジア人を数多く受け入れており、そのおかげもあってとても馴染みのある球団の1つとなっている。今回、台湾の富邦ガーディアンズでは9月16日からドジャースに関連する特別イベントを開催するという。


映像:ドジャース時代の郭泓志
(出典:You tube https://www.youtube.com/watch?v=OlhtsFXDwDA)

今年から誕生した富邦はほぼ昨年までの義大ライノズのメンバーが在籍した状態で親会社が変わったくらいであまり代わり映えしない。それでも台北で試合を行ったり、過去に存在した味全ドラゴンズの復刻イベントを開催するなど新規ファン獲得に向けて奔走している。

そして今回、実施するドジャースに焦点を当てたイベントは「Surprise Night」と題してドジャースに在籍経験がある陳金鋒や郭泓志、胡金龍の3人が主役となる。なぜこの3人が登場するのかというと郭泓志と胡金龍は現役として在籍し、陳金鋒は今年から要職に就いているからだ。

陳金鋒は台湾人初のメジャーリーガー、メジャーではほぼ活躍できなかったが1Aでは30本30盗塁という能力の高さを発揮した。また、2007年の北京五輪予選でダルビッシュから本塁打を放っていることもあり印象深い。ドジャースでの通算成績は打率.091 2安打 2打点だ。

胡金龍は2007年から4年間、ドジャースに在籍。主に二遊間を守り、パンチ力がある選手としてデビュー年には2本塁打を放った。年々と出場機会は減っていったが2008年には65試合に出場した。台湾に戻ってからは選手会の理事長を務めている。ドジャースでの通算成績は打率.191 2本塁打 17打点だ。

郭泓志は故障から何度も復活することから不死鳥と呼ばれている。ドジャースには2005年から7年間在籍して2010年にはオールスターにも出場した。主に中継ぎ、抑えとして活躍し今回の3人の中では数字を残している。台湾に戻ってからは統一ライオンズにも在籍し、今夏から富邦に入団した。ドジャースでの通算成績は13勝17敗55ホールド13セーブだ。

今回のイベントは9月16日から2日間の限定で16日は新荘球場、17日は天母球場で開催される。どちらも台北にあることからアクセスは便利。ただし、初日は3人のドジャース時代のユニフォームやTシャツが販売されることもあって満員が予想される。また、日にちを分けて当人達がサイン会を行うという。

自身も17日に緊急参戦しようと考えているが、すべては航空券次第といったところ。このようなイベントができるのも富邦ならではというもの。もし参戦できるならばこの試合を観戦してから約2日間、野球旅を敢行する予定だ。

出典元:
https://www.fubonguardians.com/

アジア野球カテゴリの最新記事