【去就決定】元千葉ロッテのパラデスが韓国・トゥサン入団

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すぐに見つかった新天地。

昨日11月30日、横浜DeNAは阪神からFA宣言していた大和の獲得を発表した。そのようにオフは国内で試合こそないが、選手の移籍情報に日々注目が集まっている。その一方で気になるのは今季限りで戦力外となった助っ人の去就だ。

12月を迎えた本日1日、千葉ロッテに所属していたジミー・パラデスが韓国・トゥサンベアーズに入団することが発表された。契約金10万ドル、年俸70万ドルで来季の契約を結んだ。


映像:パラデスの本塁打
(出典:You tube https://www.youtube.com/watch?v=cU84bovgD_4)

長い間、長打力不足に苦しむチームにとってパラデスは希望の光だっただろう。パラデスは両打ちでありながらメジャー通算20発、マイナーでは54本塁打を放ったパワーの持ち主で日本でも同様の活躍が期待されていた。迎えた3月31日のソフトバンクとの開幕戦では「4番 指名打者」として出場し、4打数1安打で来日初安打を記録した。

開幕3試合では安打が出ていたが、日本人投手への適応が難しく三振の山を築いていった。打撃不振で4月には2軍落ちを経験したこともあり、待望の初本塁打は5月17日の埼玉西武戦と少し時間がかかった。6月になるとやっと環境に慣れたのか打率.302 3本塁打 7打点と成績を向上させた。しかし、後半戦もなかなか本来の力を発揮できずに最終的には89試合に出場し打率.219 10本塁打 26打点に終わった。

トゥサンは昨年からパラデスに注目しており、一塁や三塁、外野も守ることができる器用さとミート能力が高さを評価していたという。念願を叶えたチームは「パラデスは日本でプレーしたこともあって韓国球界でも適応することができるだろう」と期待を寄せている。今年、主砲として活躍したニック・エバンスは打率.296 27本塁打 90打点と一定の成績を残したが好不調の波が激しく、ミート力の弱さが懸念事項だった。

パラデスはトゥサンでは主に一塁か外野を守ることになる。すべては監督次第ではあるが、三塁を守る可能性は低いようだ。千葉ロッテでは不本意な成績だったが、両打ちで複数ポジションを守るという武器がある選手。同じアジア圏で打高投低と言われる韓国で再起なるか、来季の彼のバットに期待したい。

出典元:
http://www.sportsworldi.com/content/html/2017/12/01/20171201002359.html?OutUrl=naver

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