念願の大砲獲得目前。
12月に入り、新助っ人獲得も本格化してきた。先日、台湾から呂彦青を獲得した阪神が韓国・ハンファイーグルスに所属していたウィリン・ロザリオとの交渉が良い方向に進んでいるという。これまでチームの1番の補強候補として挙げられてきた大砲がついに縦じまのユニフォームを着るのか。
映像:ハンファで活躍したロザリオ
(出典:You tube https://www.youtube.com/watch?v=YfHmOq-ROL8)
韓国球界2年目を迎えたロザリオは今季、ハンファの主砲の1人としてキム・テギュンと共に打線をけん引。119試合に出場して打率.339 37本塁打 111打点とチームは8位に低迷する中で奮闘した。韓国各球団はオフになると年俸交渉で頭を悩ませる。市場の規模ではメジャーや日本には勝てない。そのため、ハンファは早い段階でロザリオ残留を諦めていた。
その後は阪神がロザリオを狙っているという報道が多くなったものの、その中にはメジャー球団が優先というものもあった。それでもハンファの保有権が切れた12月、阪神が即日アタックし、好感触を得たという。過去、チームが新助っ人に対して支払った最高年俸は1997年にプレーしたマイク・グリーンウェルの3億5000万円でロザリオに対してはこれを越える金額が用意されると言われている。
ロザリオの本職は捕手だが、阪神では打力を活かしたいこともあり一塁として起用されると言われている。当の本人は本日12月2日から母国・ドミニカ共和国のウインターリーグに参加することになっており、オフは休みなしで新天地でのプレーに向けて鍛錬を続ける。日本の他球団もロザリオを狙っていることもあり谷中球団副社長及び、球団本部長は「早く契約をまとめたい」と話していた。
2日午前11時30分時点で韓国メディアは「ロザリオの阪神入団近し」と報道しており、まだその動向を静観している印象だ。このままいけば、阪神ファンが待ち望んだ日が訪れるのもそう遠くはないだろう。
出典元:
http://osen.mt.co.kr/article/G1110788096